2020年度 日曜 朝の礼拝(新しい順)
命の道を教えてください
詩編 16章1節~11節今朝は、『詩編』第16編から御言葉の恵みにあずかりたいと願います。1節に、「ミクタム。ダビデの詩」とありますように、第16編も、イスラエルの王ダビデによって記された詩編であります。そのことを念頭に…
神の顕現であるイエス
マルコによる福音書 6章45節~56節序 前回(先週)、私たちは、イエスさまが五つのパンと二匹の魚で、五千人以上の人を満腹させられたことを学びました。イエスさまは、飼い主のいない羊のような群衆を深く憐れむ羊飼いとして、群衆を青草の上に座…
五千人を満腹させたイエス
マルコによる福音書 6章30節~44節序 前回(11月8日)、私たちは、洗礼者ヨハネが、ヘロデ王(ガリラヤとシリアの領主ヘロデ・アンティパス)によって首をはねられていたお話しを学びました。洗礼者ヨハネは、主イエスの道を準備する者として生…
幕屋に満ちる神の栄光
出エジプト記 40章1節~38節今朝は、『出エジプト記』の第40章から御言葉の恵みにあずかりたいと願っております。今朝の御言葉には、臨在の幕屋が完成されたことが記されています。それで、少し遡って、臨在の幕屋がどのような文脈で作ら…
キリスト者とは何者か
ペトロの手紙一 1章1節~2節序 主の日の礼拝では、福音書と書簡と旧約聖書から、お話ししています。先週から、書簡の説教は、『ペトロの手紙一』を学び始めました。イエス・キリストの使徒ペトロは、紀元63年頃、ローマから、小アジアに住…
使徒ペトロの手紙
ペトロの手紙一 1章1節~2節序 主の日の礼拝では、福音書と書簡と旧約聖書からお話ししています。福音書は『マルコによる福音書』を、旧約聖書は、おもに『詩編』をお話ししています。書簡は、『ヤコブの手紙』を学び終えましたので、今朝か…
洗礼者ヨハネの殉教
マルコによる福音書 6章14節~29節序. 小見出しに、「洗礼者ヨハネ、殺される」とありますように、今朝の御言葉は、洗礼者ヨハネの死について記しています。洗礼者ヨハネについては、第1章に記されていました。洗礼者ヨハネは、『イザヤ書』に預…
十二人を遣わすイエス
マルコによる福音書 6章6節~13節序 前回(10月11日)、私たちは、イエスさまが故郷のナザレに行って、福音を宣べ伝えたこと。しかし、ナザレの人々は、イエスさまにつまずいたことを学びました。イエスさまは、人々が不信仰であったので、何…
神の幕屋に宿る人
詩編 15編1節~5節今朝は、『詩編』の第15編より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 1節に「賛歌。ダビデの詩」とあるように、第15編もイスラエルの王ダビデによって記された詩編であります。 1節を読みます。 主…
正しい人の祈りの力
ヤコブの手紙 5章13節~20節昨年、2019年の9月から月に一度、『ヤコブの手紙』から説教してきました(4月を除く)。今朝は、その最後の説教となります。私たちは、『ヤコブの手紙』の結びの言葉を御一緒に学ぼうとしているのです。 13…
奇跡を行うイエスを信じよう
マルコによる福音書 6章1節~6節前回(先週)、私たちは、イエスさまが12年間も出血の止まらない女を癒されたこと。また、死んでしまった12歳の少女を生き返らせたことを見ました。イエスさまは、不治の病を癒し、死者を生き返らせる命の主…
あなたの信仰があなたを救った
マルコによる福音書 5章21節~43節今朝は、『マルコによる福音書』の第5章21節から43節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 イエスさまと弟子たちは、舟に乗って再び向こう岸に渡られました。ゲラサ人が住む異邦人の土地からユダ…
善を行う者はいない
詩編 14章1節~7節今朝は、『詩編』の第14編から御言葉の恵みにあずかりたいと願います。1節に、「指揮者によって。ダビデの詩」とあるように、第14編は、ダビデによって記された詩編であります。 1節を読みます。 神を知…
信仰に基づく忍耐
ヤコブの手紙 5章7節~12節前回(8月23日)、私たちは、富んでいる人たちに対する言葉から、地上に宝を蓄えるのではなく、天上に宝を蓄えるべきことを御一緒に学びました。主イエス・キリストが「小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの…
主の憐れみを告げ知らせよ
マルコによる福音書 5章1節~20節前回(先週)、私たちは、イエスさまが風を叱り、湖に「黙れ。静まれ」と言われたこと。すると風はやみ、すっかり凪になったことを学びました。イエスさまは、風や湖さえも従わせることのできる神の御子であるの…
なぜ怖がるのか
マルコによる福音書 4章35節~41節今朝は、『マルコによる福音書』の第4章35節から41節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願っております。 35節と36節を読みます。 その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たち…
主よ、いつまでですか
詩編 13編1節~6節今朝は、『詩編』第13編から、御言葉の恵みにあずかりたいと願っております。1節に、「指揮者によって。賛歌。ダビデの詩」と記されています。第13編は、主によって油を注がれてイスラエルの王とされた、ダ…
富んでいる人たちの悲惨
ヤコブの手紙 5章1節~6節前回(7月19日)は、「今日か明日、これこれの町へ行って一年間滞在し、商売をして金もうけをしよう」という人たちに対する警告の言葉を学びました。神さまのことを忘れて、計画を立て、そのとおりになると考…
神が大きく成長させてくださる
マルコによる福音書 4章26節~34節マルコによる福音書の第4章には、イエスさまのたとえ話がまとめて記されています。イエスさまは、たとえを用いて神の国の秘密(奥義)を教えられました。「種を蒔く人のたとえ」で教えられた神の国の秘密(奥義…
ともし火を燭台にかかげよ
マルコによる福音書 4章21節~25節前回(先週)、私たちは、「種を蒔く人のたとえ」を御一緒に学びました。イエスさまは、「種を蒔く人のたとえ」によって、私たちがどのような心で御言葉を聞くべきかを教えてくださいました。私たちは、礼拝ごと…
種を蒔く人のたとえ
マルコによる福音書 4章1節~20節前回(7月12日)私たちは、神の御心を行う人こそ、イエスさまの兄弟姉妹であることを学びました。神の御心を行う、それは何よりも神さまが遣わされたイエス・キリストを神の御子、救い主と信じることでありま…
まじりけのない言葉
詩編 12編1節~9節今朝は、『詩編』の第12編より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 1節に、「指揮者によって。第八調。賛歌。ダビデの詩」とありますように、第12編はダビデの詩編であります。ダビデは、主によって…
なすべき善を知りながら
ヤコブの手紙 4章11節~17節序 前回(6月21日)、私たちは、世の友となることが神の敵となること。また、神は高慢な者を敵とし、謙遜な者には恵みをお与えになることを学びました。私たちは神の敵となることがないように、悔い改めて、へ…
イエスの兄弟姉妹
マルコによる福音書 3章31節~35節序 前回(6月14日)、私たちは、すべての罪はイエスさまの贖いによって赦されるが、聖霊を冒涜する罪は永遠に赦されないことを御一緒に学びました。なぜなら、聖霊は私たちに「イエスは主である」と告白させて…
主人の喜びに入れ
マタイによる福音書 25章14節~30節今朝は、4月に、天に召されたS兄弟のことを覚えて、説教をしたいと思います。4月7日(火)に、安倍首相によって緊急事態宣言が発令されたことを受けて、小会は、4月12日(日)から5月31日(日)まで、教会員は自…
主はわたしの避けどころ
詩編 11編1節~7節今朝は、『詩編』第11編より御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。1節に「指揮者によって。ダビデの詩」とありますように、第11編は、ダビデ王によって記された詩編であります。そのことを念頭におい…
神に服従せよ
ヤコブの手紙 4章1節~10節序 前回(5月17日)、私たちは、「上から出た知恵」について学びました。「上から出た知恵」とは「神さまから出た知恵」であり、イエス・キリストの聖霊によって与えられる知恵であります。第3章17節にこう記され…
永遠に赦されない罪
マルコによる福音書 3章20節~30節序 前回(先週)、私たちは、イエスさまが新しいイスラエルとして、12人を選ばれ、使徒と名付けられたことを学びました。イエスさまは、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるために、12人をつくら…
十二人をつくるイエス
マルコによる福音書 3章7節~19節序 前回(5月10日)、私たちは、イエスさまが安息日に、片手の萎えた人をいやされたお話を学びました。イエスさまは、安息日の主である人の子として、片手の萎えた人をいやされたのです。そのようにして、イエスさ…
神の霊が降る
ヨエル書 3章1節~5節序 文脈の確認 今朝は、教会の暦によると聖霊降臨を記念するペンテコステの礼拝です。それで、今朝は、『ヨエル書』の第3章から御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 ヨエルは、南王国ユダで神さまの言葉を…
御手に労苦と悩みをゆだねる人
詩編 10編1節~18節今朝は、詩編第10編より、御言葉の恵みにあずかりたいと願っております。詩編第10編は、前回(3月22日)学んだ第9編とひと続きの詩編であると言われています。第9編も第10編も「アルファベットによる…
上から出た知恵
ヤコブの手紙 3章13節~18節序 前回(3月15日)、私たちは、多くの人が教師になってはならないこと。教師は言葉で過ちを犯す点において、他の人よりも厳しい裁きを受けることを学びました。言葉で過ちを犯すことは、教師だけではなく、すべて…
安息日にふさわしいこと
マルコによる福音書 3章1節~6節序 前回(3月29日)、私たちは、安息日に、イエスさまの弟子たちが麦の穂を摘んだことを、ファリサイ派の人々から咎められたお話を学びました。ファリサイ派の人々にとって、麦の穂を摘むことは刈り入れであり、安…
主に向かって嘆きの叫びをあげよ
ヨエル書 1章1節~20節序.ヨエルに臨んだ主の言葉 今朝は、『ヨエル書』第1章1節から20節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願っております。 1節に、「ペトエルの子ヨエルに臨んだ主の言葉」とあります。「ヨエル」という名前は、「…
救い主である唯一の神
ユダの手紙 1章17節~25節序 今朝は、『ユダの手紙』の17節から25節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願っております。1.霊を持たない者 17節から19節までをお読みします。 愛する人たち、わたしたちの主イエス・キリストの使徒たちが…
偽教師についての警告
ユダの手紙 1章8節~16節序.前回の振り返り 2月9日の夕べの礼拝で、『ユダの手紙』の1節から7節までを御一緒に学びました。そのときに申しましたが、ユダの手紙は、ひとたび伝えられた信仰のために戦うことを勧める手紙であります。4節に…
安息日の主であるイエス
マルコによる福音書 2章23節~28節序 前回(3月8日)、私たちは、花婿(メシア)であるイエスさまが来られたことによって、神の国の祝宴が既に始まっていること。その神の国の祝宴にあずかるには、私たちの存在そのものが神さまによって新しいもの…
国々の民を公平に裁かれる神
詩編 9編1節~21節今朝は、詩編第9編より御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。 1節に、「指揮者によって。ムトラベンに合わせて。賛歌。ダビデの詩」とありますように、第9編は、ダビデ王によって記された詩編でありま…
自分の舌を制御せよ
ヤコブの手紙 3章1節~12節序 前回(2月16日)、私たちは、信仰とは知識の認識にとどまることなく、行いが伴うことをご一緒に学びました。信仰の父アブラハムも、娼婦ラハブも、行いの伴う信仰によって、神さまの御前に正しい者として受け入…
神の羊の群れを牧しなさい
ペトロの手紙一 5章1節~7節序 先程は、O長老候補者の長老任職・就職式を執り行うことができました。私たちの教会に新しい長老が立てられたことを、主に感謝いたします。それで今朝は、『ペトロの手紙一』の第5章1節から7節より、御言葉…
行いと共に働く信仰
ヤコブの手紙 2章18節~26節序 前回(1月12日)、私たちは、行いの伴わない信仰は私たちを神の裁きから救うことができないことを、主イエス・キリストの教えに遡って、御一緒に学びました。「イエスは主である」という信仰は、主イエスの…
執事について
使徒言行録 6章1節~7節序 本日、午後1時30分から開催される会員総会において、長老の選挙と執事の選挙が行われます。今回は任期満了に伴う再任の選挙だけではなく、新任の選挙が行われます。先週は長老についてお話しましたので、今朝…
長老について
使徒言行録 14章21節~23節序 来週の1月26日に開催される会員総会において、長老の選挙と執事の選挙が行われます。今回は、任期満了に伴う再任の選挙だけではなく、新任の選挙が行われます。それで、今朝は長老について、来週は執事につ…
行いが伴う信仰
ヤコブの手紙 2章14節~17節序 前回(12月8日)、私たちは、人を分け隔てするならば、「隣人を自分のように愛しなさい」という最も尊い律法に違犯していることを学びました。そのことは、私たちが「隣人を自分のように愛しなさい」という…
主にあって喜んで生きる
フィリピの信徒への手紙 4章2節~9節序 年間聖句と年間テーマ 今朝は、2020年の最初の礼拝であります。それで、今朝は、年間聖句から説教したいと思います。週報の表紙にあるように、2020年の年間テーマは、「主にあって喜んで生きる」です。また、…