2008年度 日曜 朝の礼拝(新しい順)
神は真実な方
テサロニケの信徒への手紙一 5章23節~28節7月からテサロニケの信徒への手紙一の連続講解説教をして参りましたが、今日は、その最後になります。2008年最後の礼拝で、テサロニケの信徒への手紙一を読み終えることができますことは偶然ではありますが…
神の望み
テサロニケの信徒への手紙一 5章16節~22節今朝の御言葉は、前回と同じく手紙を結ぶにあたってのパウロの勧告の言葉であります。パウロは、手紙を閉じるにあたって、テサロニケの信徒たちにこう書き記しています。16節から18節までをお読みいたします…
教会を立てるために
テサロニケの信徒への手紙一 5章12節~15節今朝は、テサロニケの信徒への手紙一第5章12節から15節までをお読みいたしました。このところは2節ずつ、大きく二つに分けることができます。12節に「兄弟たち、あなたがたにお願いします。」とあり、1…
主の日は来る
テサロニケの信徒への手紙一 5章1節~11節テサロニケの信徒たちは、既に眠りについた人たちが、天から来られる主イエスをお迎えする喜びと祝福にあずかることができないのではないかと不安を抱いておりました。それに対してパウロは、主イエス・キリスト…
眠りについた人たち
テサロニケの信徒への手紙一 4章13節~18節前回も申しましたが、第4章、第5章は、テモテから伝え聞いたテサロニケ教会の報告に基づいてパウロが記したものであります。パウロは、第3章10節で、「顔を合わせて、あなたがたの信仰に必要なものを補いた…
落ち着いた生活
テサロニケの信徒への手紙一 4章9節~12節前回も申し上げましたが、第4章と第5章は、テモテがもたらしたテサロニケ教会についての報告を受けて、パウロが記したものであります。パウロは、第3章10節で、「顔を合わせて、あなたがたの信仰に必要なも…
神に喜ばれる歩み
テサロニケの信徒への手紙一 4章1節~8節前回学んだパウロの祈りの最後に、「聖なる、非のうちどころのない者としてくださるように」という言葉が記されていました。これは、もとの言葉を直訳すると「聖において非のうちどころのない者としてくださるよ…
パウロの祈り
テサロニケの信徒への手紙一 3章11節~13節先程は、テサロニケの信徒への手紙一第3章6節から13節までをお読みいたしましたが、今朝は、その中でも11節から13節までを中心にしてお話しいたします。 11節から13節までの御言葉は、パウロの祈り…
あふれる喜び
テサロニケの信徒への手紙一 3章6節~10節パウロは、テサロニケの教会に宛てたこの手紙を、コリントにおいて書き記したと考えられています。どのような経緯でこの手紙が執筆されることになったのか。そのことを教えてくれるのが、今朝の6節の御言葉であ…
テモテの派遣
テサロニケの信徒への手紙一 3章1節~5節先程は、テサロニケの信徒への手紙一第3章1節から10節までをお読みいたしましたが、今朝は1節から5節までを中心にしてお話しをいたします。 前回お話ししましたように、パウロは、テサロニケの信徒たちの…
切なる望み
テサロニケの信徒への手紙一 2章17節~20節先程は、テサロニケの信徒への手紙一第2章17節から第3章5節までをお読みいただきましたが、今朝は第2章17節から20節までを中心にしてお話しをいたします。 私たちは、主の日ごとに、テサロニケの信徒…
同胞からの苦しみ
テサロニケの信徒への手紙一 2章14節~16節今朝は、テサロニケの信徒への手紙一第2章13節から16節までをお読みいただきました。前回、13節についてはお話ししましたので、今朝は、14節から16節までを中心にお話ししたいと思います。 14節を…
働く神の言葉
テサロニケの信徒への手紙一 2章13節今朝は、テサロニケの信徒への手紙一第2章13節を中心にしてお話しをいたします。 13節をお読みいたします。 このようなわけで、わたしたちは絶えず神に感謝しています。なぜなら、わたしたちから神の言葉…
私たちの愛する者
テサロニケの信徒への手紙一 2章5節~12節前回も申し上げましたが、第2章は、テサロニケでの働きについてのパウロの弁明の言葉であると読むことができます。パウロたちが、テサロニケを去った後に、ユダヤ人たちは、パウロたちについて中傷、非難し、異…
神に喜ばれるために
テサロニケの信徒への手紙一 2章1節~4節今朝から第2章に入ります。先程は、1節から12節までをお読みいただきましたが、それをお聞きになって第1章とは、だいぶ感じが違うなぁと思われたと思います。まず気がつくことは、第1章のおもな関心はテサ…
キリストの再臨を待ち望む
テサロニケの信徒への手紙一 1章1節~10節今朝は、テサロニケの信徒への手紙一の第1章10節を中心にしてお話しをいたします。 話しの流れを思い起こしていただくために、8節から10節までをお読みいたします。 主の言葉があなたがたのところから出…
まことの神に仕える
テサロニケの信徒への手紙一 1章1節~10節はじめに. 今朝は、テサロニケの信徒への手紙一第1章9節を中心にしてお話しをいたします。1.パウロたちはどのように迎え入れられたか 前回学んだ8節にこう記されておりました。 主の言葉があなたがたのと…
言い伝えられた信仰
テサロニケの信徒への手紙一 1章1節~10節はじめに.模範となったテサロニケの教会 今朝は、8節を中心にして、お話しをいたします。 パウロは、その前の7節で、テサロニケの教会が、「マケドニア州とアカイア州にいるすべての信者の模範になるに至った…
主イエスに倣う者
テサロニケの信徒への手紙一 1章1節~10節はじめに. 今朝は、6節と7節を中心にしてお話ししたいと思います。 はじめに、6節と7節が前の文章とどのようなつながりにあるかを見ておきたいと思います。パウロは、4節で、「神に愛されている兄弟たち、…
あふれる感謝
テサロニケの信徒への手紙一 1章1節~10節はじめに. 前回は、1節から、この手紙の差出人と受取人について、さらには挨拶の言葉について学びました。今朝は、それに続く感謝の部分を学びたいと思っております。具体的には、2節から5節までを中心にお話…
テサロニケの教会
テサロニケの信徒への手紙一 1章1節~10節はじめに. 今朝からテサロニケの信徒への手紙一からお話ししてゆきたいと思います。先程は、第1章1節から10節までをお読みしましたが、今朝は1節を中心にしてお話ししたいと思います。1.テサロニケ教会と…
福音は地の果てまで
使徒言行録 28章30節~31節はじめに. 2006年の7月30日から使徒言行録を読み続けてきましたけども、今朝はその最後となります。私たちは、およそ二年間に渡って、使徒言行録を読み続けてきたのでありますけども、読み終えるというの…
イスラエルの希望
使徒言行録 28章16節~28節はじめに. 先々週、私たちは、パウロがローマに到着したことを学びました。パウロは、一人寂しくローマに入ったのではなくて、アピィフォルムとトレス・タベルネまで迎えに来てくれたローマの兄弟たちと共に、ロ…
ローマ到着
使徒言行録 28章1節~16節「わたしたちは、必ずどこかの島に打ち上げられるはずです。」 このパウロの言葉のとおり、船に乗っていた全ての者が、無事に上陸いたしました。「わたしたちが助かったとき、この島がマルタと呼ばれていること…
破船と救い
使徒言行録 27章27節~44節使徒限言行録27章に記されている、ローマへの船旅の様子を前回に続いて学びたいと思います。 今日は27節からお読みしていただきましたが、はじめに27節までの経過をざっと振り返っておきたいと思います。…
ローマへの旅
使徒言行録 27章1節~26節カイザリアにおける2年間の監禁生活を経て、パウロはいよいよローマへの第一歩を踏み出します。パウロは、皇帝に上訴する未決囚として、ローマへ護送されるのです。パウロがローマへと船出したのは、紀元60年…
パウロの願い
使徒言行録 26章19節~32節先程は26章全体をお読みしましたが、前回、18節までお話ししましたので、今朝は19節からお話ししたいと思います。 19節に、「天からの示し」とありますが、このところを口語訳聖書、新改訳聖書は、「天…
アグリッパ王の前で
使徒言行録 26章1節~18節今日の御言葉には、パウロがアグリッパ王の前でした弁明が記されています。前回も申しましたが、アグリッパ王は、ヘロデ・アグリッパ2世のことで、12章に出て来たヘロデ王の息子に当たります。ちなみに、イエ…
フェストゥスの前で
使徒言行録 25章1節~27節今日の御言葉で、ユダヤの総督が、フェリクスからポルキウス・フェストゥスに代わっております。フェストゥスは、60年から62年までユダヤの総督でありましたから、今日の御言葉は60年頃の出来事となります…
フェリクスの前で
使徒言行録 24章1節~27節前回、私たちは千人隊長クラウディウス・リシアが、ローマ市民であるパウロをユダヤ人の陰謀から守るために、カイサリアのユダヤ総督フェリクスのもとに護送したことを学びました。その手紙に記されていたように…
再びカイサリアへ
使徒言行録 23章11節~35節12節に、「夜が明けると、ユダヤ人たちは陰謀をたくらみ、パウロを殺すまで飲み食いしないという誓いを立てた。」とあります。この「夜」とは、11節にありますように、主イエスがパウロに、「勇気を出せ。エ…
復活という望み
使徒言行録 22章22節~23章11節受難週、イースターとしばらく使徒言行録から離れておりましたけども、今日からまた使徒言行録を読み進めていきます。 前回、私たちは、神殿の境内で逮捕されたパウロの弁明の言葉を学びました。パウロのユダヤ…
パウロの弁明
使徒言行録 21章37節~22章21節兵営の中に連れて行かれそうになったとき、パウロは「ひと言お話ししても良いでしょうか」とローマの千人隊長に言いました。あなたとお話ししたいのですが、とパウロは流暢なギリシア語で話しかけたのです。する…
パウロの逮捕
使徒言行録 21章27節~36節パウロは、エルサレム教会の人々の言葉に従って、誓願を立てた四人の者の頭をそる費用を負担し、彼自身も清めの式を受けました。その清めの期間、七日の期間が終わろうとしていたとき、パウロは神殿の境内で全群…
パウロとヤコブ
使徒言行録 21章15節~26節今日は、15節から読んでいただきましたが、15節、16節にこう記されています。「数日たって、わたしたちは旅の準備をしてエルサレムに上った。カイサリアの弟子たちも数人同行して、わたしたちがムナソンと…
主の御心が行われますように
使徒言行録 21章1節~16節今日の御言葉には、小見出しにもありますように、パウロがいよいよエルサレムへ上ったことが記されています。私たちは、三度にわたって、ミレトスにおけるパウロの告別説教を学んだわけでありますけども、そのミ…
与える幸いに生きる
使徒言行録 20章28節~38節今日も、ミレトスにおけるパウロの告別説教から、御言葉の恵みにあずかりたいと思っています。パウロは、ミレトスにエフェソの長老たちを呼び集めまして、別れの言葉を述べました。それは、エルサレムでの死を覚…
神の教会の世話をさせるために
使徒言行録 20章25節~28節私たちは、今日の午後に会員総会を持ちます。そこでは、任期満了に伴っての長老と執事の信任投票を行います。私たちの教会では、任期を2年と定めて、2年ごとに、信任投票を行っています。これは、私たちの教会…
聖霊に促されて
使徒言行録 20章22節~24節使徒言行録20章には、パウロの告別説教が記されております。パウロは、ミレトスにエフェソの長老たちを呼び寄せ、別れの言葉を告げたのです。前回申し上げましたが、パウロの告別説教は、「そして今」という言…
パウロの告別説教
使徒言行録 20章13節~21節使徒言行録の20章には、まことに堂々とした、パウロの告別説教が記されています。ミレトスについたパウロは、エフェソの長老たちを呼び寄せ、そこで遺言とも呼べる言葉を語ったのであります。このところは大変…