2007年度 日曜 朝の礼拝(新しい順)
週の初めの日に
使徒言行録 20章1節~12節今日は、2007年最後の主の日の礼拝であります。 2007年は、年間テーマを「原点への回帰」と定め、年間聖句として、「彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。」使徒言行録2…
インマヌエル預言
イザヤ書 7章1節~17節来週は、いよいよ主イエス・キリストの御降誕をお祝いするクリスマス礼拝でありますが、今日は、その心備えをするために、旧約聖書のいわゆるメシア預言から御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。今日の御…
エフェソでの騒動
使徒言行録 19章21節~40節今日の御言葉の最初、21節には、パウロの決意が記されております。パウロは、エフェソ伝道の成功を見届けたのち後、マケドニア州とアカイア州を通りエルサレムに行こうと決心し、「わたしはそこへ言ったあと後…
イエスの名によって
使徒言行録 19章8節~20節今日の御言葉には、大変おもしろい、ユーモラスとも言える「ユダヤ人の祈祷師たち」のお話しが記されています。イエスさまの名前を用いて、悪霊を追い出そうとしたのですけども、逆にとっちめられてしまう、その…
第三回宣教旅行
使徒言行録 18章18節~19章7節今日の説教題を「第三回宣教旅行」としましたけども、今日の御言葉には、第二回宣教旅行の終わりと、第三回宣教旅行の始まりについて記されています。その区切りとなるのが22節と23節です。22節「カイサリ…
恐れるな、語り続けよ
使徒言行録 18章1節~17節私たちの教会では、年間テーマ、年間聖句というものを定めて、1年の歩みをしております。会堂のどこかに、テーマや聖句を書いたものを貼っているわけではありませんけども、週ごとにお渡しする週報の表紙には、…
アレオパゴスでの説教
使徒言行録 17章16節~34節ベレアから一人、逃れてきたパウロは、アテネにおいて、テモテとシラスの二人を待っておりました。アテネは、かつてソクラテスやプラトン、アリストテレスなどの哲学者たちが活躍した学問の都でありました。その…
聖書に基づいて
使徒言行録 17章1節~15節今日の御言葉には、テサロニケとベレアでの宣教の様子が記されています。フィリピを出発したパウロとシラスが目指したのは、マケドニア州の首都テサロニケでありました。テサロニケには良い港があり、陸路におい…
真夜中の賛美
使徒言行録 16章16節~40節今日の御言葉は、わたしたち、すなわち、パウロとシラスとテモテとルカの4人が祈りの場所に行く途中、占いの霊に取りつかれている女奴隷に出会ったことから始まります。ここで「占いの霊」と訳されている言葉は…
伝道を導かれる神
使徒言行録 16章6節~15節前回、私たちはパウロの第二回宣教旅行がどのように始まったのかを学びました。パウロの第二回宣教旅行は、紀元50年から53年までの3年間に渡る宣教であったと言われています。その宣教旅行の当初の目的は、…
第二回宣教旅行
使徒言行録 15章36節~16章5節今日の御言葉から、パウロの第二回宣教旅行が始まります。この第二回宣教旅行の記述は今日の御言葉から18章23節まで続いています。年代からすれば、紀元50年から53年の3年間に渡るものでありました。パ…
聖霊と私たち
使徒言行録 15章22節~35節前回、前々回と2回に渡って、エルサレム会議について学んで参りました。小見出しに「使徒会議の決議」とありますが、もう少し正確に言えば、「使徒たちと長老たちの会議の決議」であります。その使徒たちと長老…
教会会議の本質
使徒言行録 15章12節~21節今朝の御言葉の最初、12節に「すると全会衆は静かになり」と記されています。ここに、ペトロの発言の重さがよく表れています。なぜ、全会衆は静かになったのか。それはペトロの発言を通して、神がなされた出来…
エルサレム会議
使徒言行録 15章1節~11節今朝の御言葉の小見出しに「エルサレムの使徒会議」とあります。このエルサレムの使徒会議は、49年ごろのことであると言われます。そして、使徒言行録の文脈としては、第一回宣教旅行と第二回宣教旅行に挟まれ…
信じる主に任せて
使徒言行録 14章19節~28節前回は、リストラにおいて、パウロとバルナバがギリシアの神々の化身とされ、いけにえをささげられそうになったというお話しをいたしました。パウロが行った癒しの奇蹟を見た群衆が、「神々が人間の姿をとって、…
偶像を離れて
使徒言行録 14章8節~18節今朝の御言葉には、足の不自由な男、生まれつき足が悪く、まだ一度も歩いたことがなかった男が、躍り上がって歩き出すという癒しの奇蹟が記されています。なぜ、このような癒しの奇蹟が起こったのか。それはこの…
主を頼みとして
使徒言行録 14章1節~7節今朝から14章に入ります。1節をお読みします。 イコニオンでも同じように、パウロとバルナバはユダヤ人の会堂に入って話しをしたが、その結果、大勢のユダヤ人やギリシア人が信仰に入った。 ピシディア州の…
異邦人の光
使徒言行録 13章42節~52節ピシディア州のアンティオキアにおけるパウロの説教を3回に渡って学びましたが、42節から43節には、その説教を聞いた人々がどのような反応を示したかが記されています。 パウロとバルナバが会堂を出るとき…
全ての者を義とする方
使徒言行録 13章38節~41節今朝も御一緒にパウロの説教から御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。パウロは今、ピシディア州のアンティオキアで説教をしているわけですが、この16節から41節にわたるパウロの説教は、呼びかけの言…
永遠の王イエス
使徒言行録 13章26節~37節前回に続いて、パウロの説教から御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。前回も申し上げましたが、16節から41節にわたるパウロの説教は、呼びかけの言葉に着目して、3つに区分することができます。はじ…
神は約束に従って
使徒言行録 13章13節~25節今朝は使徒言行録13章13節から25節を中心にして、御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。 13節をお読みします。 パウロとその一行は、パフォスから船出してパンフィリア州のぺルゲに来たが、ヨハ…
魔術師との戦い
使徒言行録 13章4節~12節今朝は、御一緒に、使徒言行録13章4節から12節を中心にして御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 4節から5節をお読みします。 聖霊によって送り出されたバルナバとサウロは、セレウキアに下さり、そ…
聖霊に遣わされて
使徒言行録 13章1節~3節今朝は、使徒言行録13章1節から12節を中心にして、御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。 1節をお読みします。 アンティオキアでは、そこの教会にバルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、キレネ人の…
神に栄光を帰せよ
使徒言行録 12章20節~25節今朝は使徒言行録12章20節から25節を中心にして、御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。 20節をお読みします。 ヘロデ王は、ティルスとシドンの住民にひどく腹を立てていた。そこで、住民たちは…
ペトロの救出
使徒言行録 12章1節~19節1節、2節をお読みします。 そのころ、ヘロデ王は教会のある人々に迫害の手を伸ばし、ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。 今朝の御言葉では、お話しの舞台がエルサレムへと移っております。ここでのヘロデ王は…
アンティオキア教会
使徒言行録 11章19節~30節19節をお読みします。 ステファノの事件をきっかけにして起こった迫害のために散らされた人々は、フェニキア、キプロス、アンティオキアまで行ったが、ユダヤ人以外のだれにも御言葉を語らなかった。 遡っ…
異邦人のペンテコステ
使徒言行録 10章44節~11章18節今日は、教会の暦によりますと、聖霊降臨を記念するペンテコステの礼拝にあたります。そのペンテコステの礼拝にふさわしい御言葉が今朝与えられております。 44節にこう記されています。 ペトロがこれらのこ…
すべての人の主
使徒言行録 10章34節~43節ペトロは、異邦人であるコルネリウスたちを前にして、こう語り出します。「神は人を分け隔てなさならいことが、よく分かりました。どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです…
神の前で
使徒言行録 10章17節~33節前回は、1節から16節までを学びましたので、今朝は、17節から読み進めていきたいと思います。 前回お話ししたことですが、ペトロは、昼の12時頃、祈るために屋上に上がると、我を忘れたようになり、一つ…
神が清めたもの
使徒言行録 10章1節~16節私たちは、主の日ごとに、使徒言行録から御言葉の恵みにあずかっています。使徒言行録を読み解いていくうえで、鍵となる言葉があります。それは、復活した主イエスが天に上げられる前に語られた言葉、1章8節で…
タビタよ、起きよ
使徒言行録 9章32節~43節今朝の御言葉には、ペトロが再び登場してきます。その前にペトロが出てきたのは、フィリポのサマリア伝道のお話しでありました。エルサレムにいた使徒たちは、サマリアの人々が神の言葉を受け入れたと聞き、ペト…
主にある仲間
使徒言行録 9章26節~31節ダマスコの町を、籠に乗せられ城壁づたいにつり降ろされるという仕方で脱出したサウロは、エルサレムへと向かいました。かつてサウロは、主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、エルサレムからダマスコへと…
迫害されるサウロ
使徒言行録 9章23節~25節しばらくの間、使徒言行録から離れておりましたが、今朝から再び、使徒言行録を読み進めていきたいと思います。 23節、24節をお読みします。 かなりの日数がたって、ユダヤ人はサウロを殺そうとたくらんだ…
宣教者サウル
使徒言行録 9章19節~22節19節の後半から20節をお読みします。 サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちと一緒にいて、すぐあちこちの会堂で、「この人こそ神のことである」と、イエスのことを宣べ伝えた。 主の弟子たちを脅迫し、殺…
主の選びの器
使徒言行録 9章10節~19節前回は、1節から9節よりお話ししましたので、今朝は10節から19節前半よりお話しをいたします。 10節から12節をお読みします。 ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。幻の中で主が、「アナ…
サウロの回心
使徒言行録 9章1節~9節1節から2節をお読みいたします。 さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し、殺そうと意気込んで、大祭司のところへ行き、ダマスコの諸会堂あての手紙を求めた。それはこの道に従う者を持つけ出したら、男女…
エチオピア人伝道
使徒言行録 8章26節~40節サマリアでキリストを告げ知らせたフィリポに、主の天使は、「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザへ下る道に行け」と言いました。「そこは寂しい道である」とありますように、どうやら人通りの少ない道…
魔術と信仰
使徒言行録 8章9節~25節前回は、ステファノの殺害をきっかけとして起こったエルサレム教会への大迫害を通して、福音がエルサレムから、ユダヤ、サマリア地方に広がっていった様子を共に読みました。食卓の奉仕者として選ばれた7人のう…
サマリア伝道
使徒言行録 8章1節~8節8章1節に、「その日、エルサレムの教会に対して大迫害を起こり、使徒たちのほかは皆、ユダヤとサマリアの地方に散って行った。」と記されています。ステファノの殺害は、エルサレムの教会に対する大迫害へと進…
ステファノの殉教
使徒言行録 7章51節~8章1節今回の説教の備えをしながら、朝から晩までパソコンに向かいながら、全く原稿が書けないという一日を過ごすことになりました。もちろん、1頁、2頁は書けるのですけども、そこから続かなくて、すぐ書き直してし…
神殿とキリスト
使徒言行録 7章44節~50節使徒言行録の7章に記されているステファノの説教は、大変長いものですが、大きく4つに区分することができます。第一の区分は、2節から16節までで「族長時代について」、第二の区分は、17節から43節まで…
モーセとキリスト
使徒言行録 7章17節~43節前回に続いて、今朝もステファノの説教を読み進めて行きたいと願っております。このステファノの説教は、大変長いものですが、大きく4つに区分することができます。それは2節から16節までと、17節から43…
ステファノの説教
使徒言行録 7章1節~16節前回は、七人の筆頭とも言えますステファノが捕らえられ、最高法院へと引いて行かれた場面を共に読みました。ステファノと議論し、歯が立たなかったヘレニストのユダヤ人たちは、民衆、長老たち、律法学者たちを…
ステファノの逮捕
使徒言行録 6章8節~15節前回は、ギリシャ語を話すユダヤ人から、ヘブライ語を話すユダヤ人に対して日々の分配のことで苦情が出たこと。そして、それを解決するために、7人の奉仕者が立てられたことを学びました。今朝の御言葉には、そ…