2023年度 日曜 朝の礼拝(新しい順)
受けるよりは与える方が幸いである
使徒言行録 20章32節~35節今朝は、私たち羽生栄光教会の伝道開始44周年に感謝して礼拝をささげています。1979年12月30日に羽生栄光伝道所の設立式が行われました。そして、1980年1月1日の元旦礼拝をもって羽生栄光教会は伝道を開…
自由と放縦を履き違えるな
ペトロの手紙二 2章17節~22節今朝は、『ペトロの手紙二』の第2章17節から22節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。「新共同訳聖書」に基づいてお話しいたします。イエス・キリストの使徒ペトロは、この手紙を、小アジアにある…
祝福の子として歩む
ペトロの手紙二 2章10節~16節前回、説教していて思ったのですが、『ペトロの手紙二』を「聖書協会共同訳」で読み、他の聖書箇所を「新共同訳」で読むと話しづらいし、皆さんも聞きづらいのではないかと思いました。それで今朝は「新共同訳」…
神の裁きの二面性
ペトロの手紙二 2章1節~10節今朝は、『ペトロの手紙二』の第2章1節から10節前半より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。お配りしてある「聖書協会共同訳」に基づいてお話しいたします。 前回学んだ、第1章19節から21節で、…
天に宝を積む(奨励題)
マルコによる福音書 10章17節~27節天に宝を積む マルコによる福音書10:17-27神の国について ― 子供の時から掟をみな守ってきたという人とイエス 今回取り上げた箇所は、神の国が大きなテーマになっているところです。ペトロがイエスに「あなたは…
キリストの威光の目撃者
ペトロの手紙二 1章16節~21節今朝は、『ペトロの手紙二』の第1章16節から21節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。お配りした「聖書協会共同訳」に基づいてお話しいたします。 16節の前半をお読みします。 私たちは、私た…
尊く大いなる約束
ペトロの手紙二 1章1節~15節今朝から『ペトロの手紙二』を御一緒に学びたいと思います。私が『ペトロの手紙二』から説教するときは、お配りした「聖書協会共同訳」に基づいてお話しいたします。 1節と2節をお読みします。 イエス・キリ…
思い直し、惜しまれる神
ヨナ書 3章1節~4章11節前回、私たちは海に投げ込まれたヨナが大きな魚に呑み込まれて、命を救われたお話しを学びました。第2章には、ヨナが魚の腹の中から自分の神、主に祈った祈りの言葉が記されています。4節に、「あなたは、わた…
ヨナの祈り
ヨナ書 2章1節~11節前回は、『ヨナ書』の第1章を学びました。今朝は最初にその振り返りをしたいと思います。ヨナは、『列王記下』の第14章によれば、北王国イスラエルの王ヤロブアム二世の時代、紀元前8世紀に活躍した預言者で…
主から逃れようとしたヨナ
ヨナ書 1章1節~16節先週で、『テサロニケの信徒への手紙二』を学び終えました。今朝から『ヨナ書』を学びたいと思います。今朝は、第1章から、御言葉の恵みにあずかりたいと願っています。 1節に、「主の言葉がアミタイの子ヨナ…
怠惰な生活をしてはいけない
テサロニケの信徒への手紙二 3章6節~18節8月13日から『テサロニケの信徒への手紙二』を学んで来ましたが、今朝は、その最後の学びとなります。今朝は、第3章6節から18節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。テサロニケの信徒たちの中に…
神の愛とキリストの忍耐
テサロニケの信徒への手紙二 3章1節~5節今朝は、『テサロニケの信徒への手紙二』の第3章1節から5節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 第3章1節と2節をお読みします。 終わりに、兄弟たち、わたしたちのために祈ってください。主の…
救われるべき者の初穂
テサロニケの信徒への手紙二 2章13節~17節前回(先々週)、私たちは、不法の者がサタンの働きによって現れ、あらゆる偽りの奇跡によって、滅びていく人々を欺くことを学びました。「滅びていく人々」とは、自分の罪のゆえに滅びていく人々のことです。は…
神の賜物 心に湧き出るいのちの水(奨励題)
ヨハネによる福音書 4章7節~26節1 水を飲ませてください 4:7-12サマリアの女が水をくみに来た。イエスは、「水を飲ませてください」と言われた。弟子たちは食べ物を買うために町に行っていた。すると、サマリアの女は、「ユダヤ人のあな…
不法の子を滅ぼすイエス
テサロニケの信徒への手紙二 2章5節~12節前回は、1節から4節を中心にしてお話ししました。今朝は、最初にその振り返りをしたいと思います。 テサロニケ教会のある者たちは、聖霊によって与えられたという預言によって、また、パウロから書き送られた…
滅びの子の出現
テサロニケの信徒への手紙二 2章1節~4節イエス・キリストの使徒パウロは、紀元50年頃、コリントに滞在している時に、『テサロニケの信徒への手紙一』を記しました。そして、その数ヶ月後に、二通目の手紙、『テサロニケの信徒への手紙二』を記しまし…
神の子としての誉れ
テサロニケの信徒への手紙二 1章10節~12節先程は、『テサロニケの信徒への手紙二』の第1章1節から12節までを読んでいただきました。前回は9節までを学びましたので、今朝は10節から12節までを中心にしてお話しいたします。 テサロニケの信徒た…
キリストの再臨と裁き
テサロニケの信徒への手紙二 1章4節~9節先週から『テサロニケの信徒への手紙二』を学び始めました。テサロニケは、ローマ帝国のマケドニア州の首都であり、交通の要所でありました。パウロは、第二回宣教旅行において、シルワノとテモテと共に、テサロ…
呼び出された者の集い
テサロニケの信徒への手紙二 1章1節~3節先週で『ガラテヤの信徒への手紙』を読み終わりましたので、今朝から『テサロニケの信徒への手紙二』を読み進めたいと思います。だいぶ前になりますが、15年前の2008年の7月から12月に渡って、『テサロニケ…
私たちの誇り
ガラテヤの信徒への手紙 6章11節~18節今年の3月から『ガラテヤの信徒への手紙』を御一緒に読み進めてきました。今朝は、その最後の学びとなります。今朝は、第6章11節から18節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 イエス・キリストの…
たゆまず善を行う
ガラテヤの信徒への手紙 6章1節~10節パウロは、前回学んだ第5章25節で、「霊の導きに従って前進しましょう」と記しました。「前進する」と訳されている言葉は、「隊列を組んで進む」という意味です。その昔、エジプトを脱出したイスラエルの民が…
聖霊の導きに従って歩め
ガラテヤの信徒への手紙 5章15節~26節私たちは、イエス・キリストの使徒パウロが、ガラテヤ地方にある諸教会に宛てて記した手紙を学んでいます。ガラテヤの信徒たちは、エルサレムから来た偽教師たちに惑わされて、イエス・キリストを信じるだけでは…
主において同じ思いを抱きなさい(奨励題)
フィリピの信徒への手紙 2章1節~5節パウロが福音を伝えて以来、フィリピの人たちは福音に与かって来ました。その間に、パウロは獄中に監禁される身となってしまいました。けれども、主にある喜びと感謝に満ちた交わりは、パウロとフィリピの人たち…
愛によって仕える自由
ガラテヤの信徒への手紙 5章7節~14節7節に「あなたがたは、よく走っていました」とあるように、パウロは、信仰生活を長距離走に譬えています(2:2参照)。パウロの福音宣教によって、イエス・キリストを信じたガラテヤの信徒たちは、福音の真理…
愛によって働く信仰
ガラテヤの信徒への手紙 5章2節~6節今朝は、『ガラテヤの信徒への手紙』の第5章2節から6節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 2節から4節までをお読みします。 ここで、わたしパウロはあなたがたに断言します。もし割礼を受ける…
自由な女から生まれた子
ガラテヤの信徒への手紙 4章21節~5章1節イエス・キリストを信じている私たちは、もはや律法の下にはいません。「律法を守れば祝福され、律法に背けば呪われる」。そのような律法の支配、掟の世界にはいないのです。それは、私たちの主であるイエス・キ…
キリストが形づくられるまで
ガラテヤの信徒への手紙 4章12節~20節この手紙の宛先であるガラテヤの信徒たちは、エルサレムから来た偽教師たちに惑わされて、いろいろな日、月、時節、年などを守っていました。ガラテヤの信徒たちは、イエス・キリストを信じているにもかかわらず…
神に知られている恵み
ガラテヤの信徒への手紙 4章8節~11節今朝は、『ガラテヤの信徒への手紙』の第4章8節から11節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 この手紙の宛先人であるガラテヤの信徒たちは、ユダヤ人ではない、まことの神を知らない異邦人でした…
奴隷ではなく神の子
ガラテヤの信徒への手紙 4章1節~7節前回(5月14日)学んだ、第3章29節で、パウロはこう記していました。「あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です」。パウロは、「イ…
聖霊の降臨
使徒言行録 2章1節~13節『ルカによる福音書』の第24章49節で、復活されたイエス・キリストは、弟子たちにこう言われました。「わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆わされるまでは、都にとどまって…
イエス・キリストの昇天
使徒言行録 1章1節~11節来週の5月28日は、聖霊降臨をお祝いするペンテコステの礼拝であります。その備えとして、今朝は、『使徒言行録』の第1章1節から11節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 『使徒言行録』は、『…
キリストにあって神の子
ガラテヤの信徒への手紙 3章21節~29節前回、私たちは、「神によってあらかじめ有効なものと定められた契約を、それから四百三十年後にできた律法が無効にしたり、その約束を反故にすることはない」ことを御一緒に学びました(3:17)。神様がアブ…
神の恵みの契約
ガラテヤの信徒への手紙 3章15節~20節前回私たちは、信仰によって義とされることと律法を守って義とされることは相容れない、共に成り立つことはないことを御一緒に学びました。信仰によって義とされていながら、律法の実行によって義とされようとす…
信仰によって生きる人々
ガラテヤの信徒への手紙 3章1節~14節前回、私たちは、「人は律法の実行ではなく、ただイエス・キリストへの信仰によって義とされる」という福音の真理について御一緒に学びました。イエス・キリストが私たちに代わって、律法の呪いの死を死んでくだ…
信仰によって義とされる
ガラテヤの信徒への手紙 2章15節~21節前回学んだことですが、かつて、ケファ(ペトロ)はアンティオキア教会で、異邦人キリスト者との食卓から身を引いたことがありました。そのペトロの振る舞いを根拠にして、ガラテヤの諸教会を惑わしていた偽教師…
パウロとペトロの衝突
ガラテヤの信徒への手紙 2章11節~14節今朝の御言葉の舞台は、シリア州のアンティオキアにある教会です。アンティオキアにキリストの教会が誕生した経緯については、『使徒言行録』の第11章19節以下に記されています。そのところを実際に開いて、…
ペトロとパウロに働きかけた神
ガラテヤの信徒への手紙 2章1節~10節前回私たちは、パウロが使徒とされた次第についてご一緒に学びました。かつてのパウロは律法を守ることに人一倍熱心でした。その熱心さのゆえに、パウロは教会を迫害し、滅ぼそうとしていたのです。そのようなパ…
イエス・キリストの啓示
ガラテヤの信徒への手紙 1章11節~24節前回学んだ8節で、パウロは、こう記していました。「たとえわたしたち自身であれ、天使であれ、わたしたちがあなたがたに告げ知らせたものに反する福音を告げ知らせようとするならば、呪われるがよい」。なぜ、…
唯一の福音
ガラテヤの信徒への手紙 1章6節~10節先週から、イエス・キリストの使徒パウロが記した『ガラテヤの信徒への手紙』を学び始めました。今朝は、第1章6節から10節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 通常、パウロは、挨拶の言葉に続け…
人ではなく、神によって
ガラテヤの信徒への手紙 1章1節~5節先週で、『ヨハネの手紙一』を読み終わりましたので、今朝から『ガラテヤの信徒への手紙』を読み進めていきたいと思います。今朝は、第1章1節から5節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 1節と2…
信仰の確信
ヨハネの手紙一 5章18節~21節序.信仰の確信 昨年の2022年9月から、『ヨハネの手紙一』を学んで来ました。私たちは、6か月に渡って、『ヨハネの手紙一』を少しずつ読み進めてきたのです。今朝は、その最後の学びとなります。今朝の説教題を…
祈りの確信
ヨハネの手紙一 5章13節~17節序. 今朝は、『ヨハネの手紙一』の第5章13節から17節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。1.ヨハネがこの手紙を書き送った目的 13節をお読みします。 神の子の名を信じているあなたがたに、…
神の証し
ヨハネの手紙一 5章6節~12節前回学びましたように、私たちキリスト者は、「イエスがメシアであると信じる人」であり、「イエスが神の子であると信じる者」であります(5:1,5)。では、私たちは、何を根拠にして、イエスがメシアであり…
世に打ち勝つ信仰
ヨハネの手紙一 5章1節~5節今朝は、『ヨハネの手紙一』の第5章1節から5節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 1節から5節までをお読みします。 イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生ん…
愛する者の確信
ヨハネの手紙一 4章13節~21節今朝は、『ヨハネの手紙一』の第4章13節から21節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 前回、私たちは、私たちが神の愛で互いに愛し合うとき、神の愛が私たちの内に全うされていることを学びまし…
神は愛です
ヨハネの手紙一 4章7節~12節今年も、昨年に続いて、『ヨハネの手紙一』を御一緒に読み進めていきたいと願います。今朝は、第4章7節から12節より、御言葉の恵みにあずかりたいと願います。 7節と8節をお読みします。 愛する者たち、…
御言葉を宣べ伝えなさい
テモテへの手紙二 3章10節~4章8節久しぶりに、皆さんとご一緒に礼拝をささげられますことを嬉しく思い、主に感謝しています。 先程は、『テモテへの手紙二』の第3章10節から第4章8節までをお読みしました。『テモテへの手紙二』は、イエ…
福音にあずかる(奨励題)
フィリピの信徒への手紙 1章3節~11節フィリピの信徒への手紙は、「主において喜びなさい」(4:4)という言葉があるように、「喜び」(名詞)、「喜ぶ」(動詞)という言葉が多く用いられ、「喜びの書簡」とも言われています。しかも、この手紙は…
あなたはわたしの神です(奨励題)
詩編 22編1節~32節対照的な詩編 遠く離れておられる主;22編、近く共におられる主;23編 詩編23編は多くの方にとって親しみのある詩編だと思います。みずみずしく、主にある満ち足りた感覚を覚えます。ところが、繰り返し読んで…