2020年度の礼拝説教(新しい順)
離散し滞在している選ばれた人たちへ
- 聖書
- ペトロの手紙一 1章1節~2節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 本日からペトロの手紙1に入っていきます。最初ですので概論的お話しを少しさせていただきます。ペトロの手紙を、一貫しているキーワードとして三つの単語をあげることができます。それは、「苦しみ」と、「…
天使ガブリエルのお告げ
- 聖書
- ルカによる福音書 1章26節~38節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】主イエスのご降誕を祝う2020年のクリスマス礼拝をお迎えすることが出来ました。神の御子は、ご自分を無にされ、へりくだり、この地に来てくださり、十字架に架けられ死んでくださいました。そればかりでなく…
盲人バルティマイの癒し 맹인 바디매오의 치유
- 聖書
- マルコによる福音書 10章46節~52節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日の箇所は、マルコ福音書に書かれている最後の癒しの奇跡となります。神様の癒しの奇跡というのはただ、病にある者を癒すことだけを目的としているのではありません。奇跡には神様からの啓示という側面も…
ダビデの罪の告白 다윗의 죄의 고백
- 聖書
- サムエル記下 12章1節~25節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】聖書には神は光であると書かれています。神様のうちには、暗闇は一切なく、神様は誰も近づくことのできない光の中に住まわれ、すべての光の根源であられます。人間は光である神様によって、聖い存在として創…
人の子が来られた目的 인자가 오신 목적
- 聖書
- マルコによる福音書 10章35節~45節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日は「人の子が来られた目的」というタイトルですが、聖書には仕えるためであると書かれています。ところで、皆さんは「走れメロス」という太宰治の短編小説をご存じでしょうか。メロスが走る物語ですが、…
ダビデの悪事 다윗의 악행
- 聖書
- サムエル記下 11章1節~27節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日もサムエル記下から御言葉に聞いていきたいと思います。イスラエル統一王国の領土は今まさにエジプト川からユーフラテス川に至るまで拡大されました。ダビデが占領した土地の境界線は、昔、神さまがアブ…
アラム連合軍との戦い 아람 연합군과의 전투
- 聖書
- サムエル記下 10章1節~19節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日のサムエル記下10章の記事はなぜ、この位置に置かれているのか、そしてサムエル記の著者は、本日の10章を通して一体何を言わんとしているのか、中々理解するのに苦しみました。アラム連合軍との戦いは8章…
神の国に入るのは誰か 누가 하나님의 나라에 들어 갈 수 있는가
- 聖書
- マルコによる福音書 10章13節~31節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 今お読みしました箇所は、子どもたちがイエス様によって祝福される内容と、金持ちの男がイエス様から去っていくという、二つの記事がございまして、この二つの記事が対照に置かれています。私たちの感覚で…
メフィボシェトに注がれた慈しみ 므비보셋에게 부어진 인자하심
- 聖書
- サムエル記下 9章1節~13節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 前回見てまいりましたサムエル下8章は、ダビデの成功物語ではなく、神の成功物語であるということを見てまいりました。つまり、神の国が拡大されたことは、神の約束の御言葉の成就であり、それは契約に対す…
神の国の拡大 하나님 나라의 확대
- 聖書
- サムエル記下 8章1節~18節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】サムエル記下8章は、神の国の拡大について書かれています。この箇所を理解する上でキーワードとなる言葉が6節と14節に繰り返し述べられている“主はダビデに、その行く先々で勝利を与えられた。”という言葉で…
ダビデ契約 다윗 언약
- 聖書
- サムエル記下 7章1節~29節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日は、ダビデ契約と言われる箇所ですが、なぜそのように言われるのかについて最初に説明いたします。それから、ダビデ契約を通してその後の人々がどのようにしてメシアを待望するように変えられたのかを見…
神が結び合わせたもの 하나님이 짝지어 주신 것
- 聖書
- マルコによる福音書 10章2節~12節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 10月第二週の主の日の朝です。今朝は伝道礼拝ということで、主イエスによって御前に招かれた、愛する皆さんと共に礼拝が捧げられることを感謝いたします。主イエスの豊かな恵みと祝福がありますようにお祈…
シオンの王の着座 시온 왕의 착석
- 聖書
- サムエル記下 6章1節~23節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日の箇所では、契約の箱をダビデの町、エルサレムに運び入れる取り組みが二度言及されています。一度目はウザが神さまに打たれ失敗に終わりますが、二度目に成功したという内容です。そもそも、この契約の…
神政国家イスラエルの王の回復 신정국가 이스라엘의 왕의 회복
- 聖書
- サムエル記下 5章1節~25節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 サムエル記下5章は、サムエルの預言がついに現実のものとなり、ダビデが全イスラエルの王となって、神の国が回復されていく姿が描かれています。ここに至るまでサウル、ヨナタン、アブネル、そしてイシュ・…
イシュ・ボシェト王国の崩壊 이스보셋 왕국의 붕괴
- 聖書
- サムエル記下 4章1節~12節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 先々週のサムエル記下3章を通して、イスラエルの南北の統一への道は、ダビデによる政治的な策略によって前進されたわけではなく、ただ神のご計画の中で前進していき、王国はひたすら贈り物としてダビデに与…
塩としてのキリスト者 소금 같은 그리스도인
- 聖書
- マルコによる福音書 9章38節~50節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】本日お読みした箇所には、三つのお話が書かれています。第一のお話しは、38節~41節までで、弟子たちに見られる最初の問題です。それは彼らの内に生じた「階級意識」とか「資格」とか「差別意識」についてで…
逃れの町での契約 도피성에서의 언약
- 聖書
- サムエル記下 3章6節~39節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 王国は、神の摂理に従って、一方的な神の贈り物として、ダビデに与えられました。ダビデがそのためにしたことは何もないと言えるでしょう。それは、将来イエス・キリストによってもたらされる神の国を象徴…
ダビデ王国とイシュ・ボシェト王国 다윗 왕국과 이스보셋 왕국
- 聖書
- サムエル記下 2章1節~3章1節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 サウルの死によって、ユダの人々はダビデに油注ぎを与え、ユダ部族の王として迎え入れました。これは、実は、ダビデと共に息づいていた「神の国」を公に受け入れたことを意味していました。この後、神の国…
ダビデの哀歌 다윗의 애가
- 聖書
- サムエル記下 1章1節~27節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序 昨日は、当教会で森平邦義さんの葬儀をあげることができました。悲しみの中にあるご遺族の方々には神さまの慰めと平安がありますようにお祈りいたします。また当日奉仕してくださった方々に心より感謝申し上げ…
サウルの最後の戦い 사울의 마지막 전투
- 聖書
- サムエル記上 31章1節~13節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序 本日の31章をもってサムエル記上が終わりになり、次回から下に入る予定です。サムエル記は本来一つの書でしたが、ちょうど初代イスラエルの王であるサウルの死を持って上下に区切られています。イスラエルの王…
私たちの誇り
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 6章11節~18節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 世には常識では説明することが出来ないことが山ほどありますが、この世の人々にとって、キリスト者の存在というのも、常識では説明することが出来ないことの一つではないかと思います。というのは、キリス…
種蒔きと刈り取り
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 6章1節~10節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 いよいよガラテヤの信徒への手紙も終わりに近づいてまいりました。本日お読みしていただいた箇所は、パウロのガラテヤの人々に対する二つの勧めと、その勧めについての理由付けでございます。第一に1~5節…
御霊の実
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 5章22節~26節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 パウロは肉の業のリストを挙げた後、今度は御霊の実についてのリストを挙げています。そのリストとは、慈善のための寄付金や、社会奉仕、伝道、或いは未亡人と孤児の世話などではなく、愛から始まり、喜び…
聖霊によって生きる
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 5章13節~21節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 本日の箇所はキリスト者の聖化について書かれています。この箇所は、解釈が少し難しいために、聖化について、誤解されている方が以外と多いのではないでしょうか。その誤解というのは、私たちは、イエス様…
義とされた者の希望
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 5章1節~12節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 イエス・キリストは私たちに自由を得させるために、律法の支配から贖い出してくださいました。それなのに、ガラテヤの人々は以前の奴隷生活に、自ら戻ろうとしています。何と愚かなことかと思うかもしれま…
アブラハムの二人の子
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 4章21節~31節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 パウロはガラテヤの人々に対し、奴隷の子イシュマエルと自由の子イサクの寓喩(アレゴリー)を用いながら、ガラテヤの人々が神の永遠の約束の中に自分たちの姿を見出すように試みています。ガラテヤの兄弟…
パウロの当惑
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 4章8節~20節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 前回、キリスト者が聖霊を受けて、子とされ、自由とされたということを見てきました。聖霊は信者に対し、信仰による自由を与えます。なぜならキリストの贖いの故に律法は、もはやキリスト者に対し、讒訴し…
養子とされて、自由とされて
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 3章26節~4章7節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 アブラハムの契約から430年後に与えられた律法の役割とは、一体何なのかということで、前回「養育係」という言葉によって説明がなされました。律法というのはキリストへ導く養育係であって、誰もこの期間を…
律法と福音
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 3章15節~25節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 パウロは「兄弟たち、分かりやすく説明しましょう」ということで「遺言」(ギリシャ語でディアテーケー)という言葉を使っています。ギリシャ語のディアテーケーといえば、普通、遺言を意味しますが、この…
わたしたちのために呪いとなって
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 3章7節~14節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 ガラテヤの諸教会において聖霊によって始められた数々の不思議と奇跡が、律法の行いによってではなく、一方的な信仰の聞き取りによってもたらされたことをパウロは明らかにした後に、律法の行いにより頼む…
聖霊による始まり
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 3章1節~6節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 パウロ書簡の中には「キリストの信仰」という奇妙な言葉が7回出て来ますが、とりわけ、ガラテヤ書には三回も出てまいります。例えば先週学んだガラテヤ書2:16に二回出てきますし、3:22にも再度出て来ます…
キリストの真実によって義とされる
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 2章15節~21節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 初代教会において異邦人に伝道が拡大していくと、ユダヤ人キリスト者と異邦人キリスト者の間に対立の兆しが見えてきました。この対立の原因を作ったのは、ユダヤ人キリスト者の中の、ユダヤ主義者たちの影…
アンティオキアでの衝突
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 2章11節~14節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 本日の舞台はアンティオキアですが、シリアのオロンテス川沿いにあるアンティオキアという町は、紀元前にセレウコス朝の時に建てられた都市であり、パウロの時代には、ローマ帝国の支配下にありました。小…
異邦人への使徒として認められるパウロ
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 2章1節~10節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 本日の箇所は、パウロの福音が人からのものではなく、神に起因していることを弁証するための、パウロの自叙伝の続きでございます。この2:1~10に描かれている事件は、ユダヤ人の歴史において非常に大きな…
パウロの使徒職の独立性
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 1章11節~24節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 1章11~12節の命題を受けて13節より、パウロの自叙伝が始まっていきますが、これが2章14節まで続いて行きます。本日の自叙伝的回想を通してパウロが説明している内容は、パウロがダマスコに不在であった時…
唯一の福音
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 1章6節~12節
- 説教
- 川栄智章 牧師
【序】 ガラテヤの信徒への手紙とは、パウロが第一次伝道旅行において建てられた諸教会に対して送られた手紙です。使徒言行録の13~14章にその様子が書かれていますが、巻末の地図7を御覧ください。【パウロの宣教…
福音のマグナカルタ
- 聖書
- ガラテヤの信徒への手紙 1章1節~5節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論本日からガラテヤの信徒への手紙に入ります。このガラテヤ書は、「福音信仰のマグナカルタ(大憲章)」と呼ばれています。マルティン・ルターも、この手紙から大変影響を受けた人の一人でありますが、ルターは…
主イエスとの新しい関係
- 聖書
- ヨハネによる福音書 21章1節~14節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序復活されたイエス様は、すぐに天に昇られるのではなく、しばらくの間、つまり復活から昇天までの40日の期間を地上に留まられました。最初のイエス様の現れは、復活された、まさに当日のことでした。エルサレムに…
栄光の十字架
- 聖書
- ヨハネによる福音書 19章25節~30節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序今、イエス様は十字架に磔にされている状況でございます。当時十字架刑というのは、奴隷や革命家、或いはローマ市民以外の者にのみ、許される極刑でありました。なぜ、十字架刑が極刑と呼ばれるのかと言いますと…
見ないで信じることの難しさ
- 聖書
- ヨハネによる福音書 20章19節~30節
- 説教
- 山﨑正記 長老
アマレク追撃 아말렉 추격
- 聖書
- サムエル記上 30章1節~31節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論サウル王とペリシテの連合軍がギルボア山のふもとのイズレエル渓谷で戦闘を開始した頃、ちょうどダビデもツィクラグのさらに南方においてアマレク人との戦闘が始まりました。サウル王にとっては最後の時を迎え…
ペリシテ軍からの排除 블레셋 군으로부터의 배제
- 聖書
- サムエル記上 29章1節~11節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論28章において、サウルが苦々しさの内に、夜立ち去ったことによって終わっているのとは対照に、本日の29章は、ダビデが「朝早くに立った」という記事によって終わっています。この「朝」という言葉には、ダビデ…
誰の声に聞き従うのか 누구의 음성을 청종할 것인가
- 聖書
- サムエル記上 28章3節~25節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序ダビデが窮地に追い込まれていく中で、サムエル記の著者は一転してサウルの状況に目を向けるようにさせます。その頃、サウル王もダビデと同じように窮地に追い込まれていました。サウルにこのような危機的状況を…
ダビデの亡命 다윗의 망명
- 聖書
- サムエル記上 27章1節~28章2節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序今、お読みした27章は、道徳的に何の教訓も与えてはくれません。ここには、ダビデの政治的な虚言と、偽り、私利私欲のための残酷な虐殺しか書かれていません。ダビデは以前サウル王から、「私が悪い者であるが、…
ダビデ、サウルを寛大に扱う 사울에게 관용을 베푼 다윗
- 聖書
- サムエル記上 26章1節~25節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序24章において、サウルは、エンゲディの荒れ野でダビデから恩を受けて助けられたのにも関わらず、ジフ人からの密告を受けると、またしても、ダビデ討伐のために兵を出します。サウルとダビデの関係は、エサウとヤ…
愚かな者の賢い妻 어리석은 자의 현명한 아내
- 聖書
- サムエル記上 25章1節~44節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論サムエル記上25章は、24章と完全に対象となる内容でございます。24章では、ダビデは忍耐力と細心の注意を持って、サウルの悪に対し、善をもって対処しました。ところが、25章では、ダビデは気が緩んだのか、ほ…
エンゲディのオアシスでの出来事 오아시스 엔게디에서 일어난 일
- 聖書
- サムエル記上 24章1節~23節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論サウルと逃亡者ダビデの関係は、これまでサウルが強力で攻撃的な狩猟家として描かれており、ダビデは常に追われる者であり弱い者として描かれてきました。ところが本日の24章においては、ひょんなことを通して…
ケイラの裏切り 그일라의 배신
- 聖書
- サムエル記上 23章1節~28節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序ダビデは引き続きサウルによって追われる立場に置かれています。洞窟から灌木の茂みに逃げて、さらに荒れ野から荒れ野、岩山から岩山へと逃げていきます。恐らくこの時のダビデは、私たちの想像を絶するほどの大…
アドラムの集団 아둘람 굴의 사람들
- 聖書
- サムエル記上 22章1節~23節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序サムエル記上を見ると、ダビデの王権と、サウルの王権が平行線をたどるように、同時進行によって描かれていることが特徴としてあげられます。サウルは確かに王位から廃位され、ダビデがイスラエル神政国家の王と…
お尋ね者ダビデ 지명수배자 다윗
- 聖書
- サムエル記上 21章1節~16節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論ダビデはヨナタンと別れを告げて、サウルの宮から逃げ出しました。これから、長い期間に渡る本格的な逃亡生活が始まります。まずダビデが向かった先が、祭司の町「ノブ」であったという点において、私たちはダ…
ダビデとヨナタンの誓い 다윗과 요나단의 맹세
- 聖書
- サムエル記上 20章1節~42節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論本日の箇所はヨナタンとダビデの美しい友情物語が描かれていますが、その友情の内容とは、二人が以前18章で結んだ契約に対する信実さを通して描かれています。二人の魂は結び付き、ヨナタンは王服をダビデに与…
ダビデの逃亡 다윗의 도망
- 聖書
- サムエル記上 19章1節~24節
- 説教
- 川栄智章 牧師
サウルは、心の中にある妬みと恐れから、秘かにダビデを亡き者にしようとしましたが、そのようにすればするほど、ダビデはユダと全イスラエルから愛され、ヨナタンから自分の分身のように愛され、そしてミカルから…
サウルの妬みと恐れ 사울의 질투와 두려움
- 聖書
- サムエル記上 18章6節~30節
- 説教
- 川栄智章 牧師
序論本日は、ダビデに対するサウルの妬みと恐れが一体どこから来ているのかを調べていきますが、それはサウル自身の罪から出てきているものでした。罪とは一体何かというと、神の律法、或いは神の法に背を向けるこ…