旧約聖書「エレミヤ書」に関する礼拝説教 6件
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旧約聖書「エレミヤ書」に関する礼拝説教 6件
エレミヤ書9章1節~11節
1荒れ野に旅人の宿を見いだせるものなら わたしはこの民を捨て 彼らを離れ去るであろう。 すべて、姦淫する者であり、裏切る者の集まりだ。 2彼らは舌を弓のように引き絞り 真実ではなく偽りをもってこの地にはびこる。 彼らは悪から悪へと進み わたしを知ろうとしない、と主は言われる。 3人はその隣人を警戒せよ。 兄弟ですら信用してはならない。 兄弟といっても 「押しのける者(ヤコブ)」であり 隣人はことごとく中傷して歩く。 4人はその隣人を惑わし、まことを語らない。 舌に偽りを語ることを教え 疲れるまで悪事を働く。 5欺きに欺きを重ね わたしを知ることを拒む、と主は言われる。 6それゆえ、万軍の主はこう言われる。 見よ、わたしは娘なるわが民を 火をもって溶かし、試す。 まことに、彼らに対して何をすべきか。 7彼らの舌は人を殺す矢 その口は欺いて語る。 隣人に平和を約束していても その心の中では、陥れようとたくらんでいる。 8これらのことをわたしは罰せずにいられようかと 主は言われる。 このような民に対し、わたしは必ずその悪に報いる。 9山々で、悲しみ嘆く声をあげ 荒れ野の牧草地で、哀歌をうたえ。 そこは焼き払われて、通り過ぎる人もなくなり 家畜の鳴く声も聞こえなくなる。 空の鳥も家畜も、ことごとく逃れ去った。 10わたしはエルサレムを瓦礫の山 山犬の住みかとし ユダの町々を荒廃させる。 そこに住む者はいなくなる。 11知恵ある人はこれを悟れ。 主の口が語られることを告げよ。 何故、この地は滅びたのか。 焼き払われて荒れ野となり 通り過ぎる人もいない。
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- 橋谷英徳 牧師
エレミヤ書10章1節~16節
1イスラエルの家よ、主があなたたちに語られた言葉を聞け。 2主はこう言われる。 異国の民の道に倣うな。 天に現れるしるしを恐れるな。 それらを恐れるのは異国の民のすることだ。 3もろもろの民が恐れるものは空しいもの 森から切り出された木片 木工がのみを振るって造ったもの。 4金銀で飾られ 留め金をもって固定され、身動きもしない。 5きゅうり畑のかかしのようで、口も利けず 歩けないので、運ばれて行く。 そのようなものを恐れるな。 彼らは災いをくだすことも 幸いをもたらすこともできない。 6主よ、あなたに並ぶものはありません。 あなたは大いなる方 御名には大いなる力があります。 7諸国民の王なる主よ あなたを恐れないものはありません。 それはあなたにふさわしいことです。 諸国民、諸王国の賢者の間でも あなたに並ぶものはありません。 8彼らは等しく無知で愚かです。 木片にすぎない空しいものを戒めとしています。 9それはタルシシュからもたらされた銀箔 ウファズの金、青や紫を衣として 木工や金細工人が造ったもの いずれも、巧みな職人の造ったものです。 10主は真理の神、命の神、永遠を支配する王。 その怒りに大地は震え その憤りに諸国の民は耐ええない。 11このように彼らに言え。 天と地を造らなかった神々は 地の上、天の下から滅び去る、と。 12御力をもって大地を造り 知恵をもって世界を固く据え 英知をもって天を広げられた方。 13主が御声を発せられると、天の大水はどよめく。 地の果てから雨雲を湧き上がらせ 稲妻を放って雨を降らせ 風を倉から送り出される。 14人は皆、愚かで知識に達しえない。 金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。 鋳て造った像は欺瞞にすぎず 霊を持っていない。 15彼らは空しく、また嘲られるもの 裁きの時が来れば滅びてしまう。 16ヤコブの分である神はこのような方ではない。 万物の創造者であり イスラエルはその方の嗣業の民である。 その御名は万軍の主。
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- 橋谷英徳 牧師
エレミヤ書16章1節~21節
1主の言葉がわたしに臨んだ。 2「あなたはこのところで妻をめとってはならない。息子や娘を得てはならない。」 3このところで生まれる息子、娘、この地で彼らを産む母、彼らをもうけた父について、主はこう言われる。 4「彼らは弱り果てて死ぬ。嘆く者も、葬る者もなく、土の肥やしとなる。彼らは剣と飢饉によって滅びる。その死体は空の鳥、野の獣の餌食となる。」 5主はこう言われる。「あなたは弔いの家に入るな。嘆くために行くな。悲しみを表すな。わたしはこの民から、わたしの与えた平和も慈しみも憐れみも取り上げる」と主は言われる。 6「身分の高い者も低い者もこの地で死に、彼らを葬る者はない。彼らのために嘆く者も、体を傷つける者も、髪をそり落とす者もない。 7死者を悼む人を力づけるために、パンを裂く者もなく、死者の父や母を力づけるために、杯を与える者もない。 8あなたは酒宴の家に入るな。彼らと共に座って、飲み食いしてはならない。」 9万軍の主、イスラエルの神はこう言われる。「見よ、わたしはこのところから、お前たちの目の前から、お前たちが生きているかぎり、喜びの声、祝いの声、花婿の声、花嫁の声を絶えさせる。」 10あなたが、この民にこれらの言葉をすべて告げるならば、彼らはあなたに、「なぜ主はこの大いなる災いをもたらす、と言って我々を脅かされるのか。我々は、どのような悪、どのような罪を我々の神、主に対して犯したのか」と言うであろう。 11あなたは、彼らに答えるがよい。「お前たちの先祖がわたしを捨てたからだ」と主は言われる。「彼らは他の神々に従って歩み、それに仕え、ひれ伏し、わたしを捨て、わたしの律法を守らなかった。 12お前たちは先祖よりも、更に重い悪を行った。おのおのそのかたくなで悪い心に従って歩み、わたしに聞き従わなかった。 13わたしは、お前たちをこの地から、お前たちも先祖も知らなかった地へ追放する。お前たちは、そのところで昼も夜も他の神々に仕えるがよい。もはやわたしは、お前たちに恩恵をほどこさない。」 14見よ、このような日が来る、と主は言われる。人々はもう、「イスラエルの人々をエジプトから導き上られた主は生きておられる」と言わず、 15「イスラエルの子らを、北の国、彼らが追いやられた国々から導き上られた主は生きておられる」と言うようになる。わたしは彼らを、わたしがその先祖に与えた土地に帰らせる。 16見よ、わたしは多くの漁師を遣わして、彼らを釣り上げさせる、と主は言われる。その後、わたしは多くの狩人を遣わして、すべての山、すべての丘、岩の裂け目から、彼らを狩り出させる。 17わたしの目は、彼らのすべての道に注がれている。彼らはわたしの前から身を隠すこともできず、その悪をわたしの目から隠すこともできない。 18まず、わたしは彼らの罪と悪を二倍にして報いる。彼らがわたしの地を、憎むべきものの死体で汚し、わたしの嗣業を忌むべきもので満たしたからだ。 19主よ、わたしの力、わたしの砦 苦難が襲うときの逃れ場よ。あなたのもとに 国々は地の果てから来て言うでしょう。 「我々の先祖が自分のものとしたのは 偽りで、空しく、無益なものであった。 20人間が神を造れようか。 そのようなものが神であろうか」と。 21それゆえ、わたしは彼らに知らせよう。 今度こそ、わたしは知らせる わたしの手、わたしの力強い業を。 彼らはわたしの名が主であることを知る。
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- 橋谷英徳 牧師
エレミヤ書29章11節~14節
わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。そのとき、あなたがたがわたしを呼び、来てわたしに祈り求めるなら、わたしは聞く。わたしを尋ね求めるならば見いだし、心を尽くしてわたしを求めるなら、わたしに出会うであろう、と主は言われる。 日本聖書協会『新共同訳聖書』
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- 橋谷英徳 牧師
エレミヤ書31章15節~20節
15主はこう言われる。 ラマで声が聞こえる 苦悩に満ちて嘆き、泣く声が。 ラケルが息子たちのゆえに泣いている。 彼女は慰めを拒む 息子たちはもういないのだから。 16主はこう言われる。 泣きやむがよい。 目から涙をぬぐいなさい。 あなたの苦しみは報いられる、と主は言われる。 息子たちは敵の国から帰って来る。 17あなたの未来には希望がある、と主は言われる。 息子たちは自分の国に帰って来る。 18わたしはエフライムが嘆くのを確かに聞いた。 「あなたはわたしを懲らしめ わたしは馴らされていない子牛のように 懲らしめを受けました。 どうかわたしを立ち帰らせてください。 わたしは立ち帰ります。 あなたは主、わたしの神です。 19わたしは背きましたが、後悔し 思い知らされ、腿を打って悔いました。 わたしは恥を受け、卑しめられ 若いときのそしりを負って来ました。」 20エフライムはわたしのかけがえのない息子 喜びを与えてくれる子ではないか。 彼を退けるたびに わたしは更に、彼を深く心に留める。 彼のゆえに、胸は高鳴り わたしは彼を憐れまずにはいられないと 主は言われる。
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- 橋谷英徳 牧師
エレミヤ書39章1節~17節
1ユダの王ゼデキヤの第九年十月に、バビロンの王ネブカドレツァルは全軍を率いてエルサレムに到着し、これを包囲した。 2ゼデキヤの第十一年四月九日になって、都の一角が破られた。 3バビロンの王のすべての将軍が来て、中央の門に座を設けた。ネレガル・サル・エツェル、サムガル・ネブ、侍従長サル・セキム、指揮官ネレガル・サル・エツェル、およびバビロンの王の他のすべての将軍たちである。 4ユダの王ゼデキヤと戦士たちは皆、これを見て逃げた。夜中に彼らは二つの城壁の間にある門から、王の園を通り都を出て、アラバに向かって行った。 5カルデア軍は彼らの後を追い、エリコの荒れ地でゼデキヤに追いついた。王は捕らえられて、ハマト地方のリブラにいるバビロンの王ネブカドレツァルのもとに連れて行かれ、裁きを受けた。 6リブラでバビロンの王は、ゼデキヤの目の前でその王子たちを殺した。バビロンの王はユダの貴族たちもすべて殺した。 7その上で、バビロンの王はゼデキヤの両眼をつぶし、青銅の足枷をはめ、彼をバビロンに連れて行った。 8カルデア人は、王宮と民家に火を放って焼き払い、エルサレムの城壁を取り壊した。 9民のうち都に残っていたほかの者、投降した者、その他の生き残った民は、バビロンの親衛隊の長ネブザルアダンによって捕囚とされ、連れ去られた。 10その日、無産の貧しい民の一部は、親衛隊の長ネブザルアダンによってユダの土地に残され、ぶどう畑と耕地を与えられた。 11バビロンの王ネブカドレツァルはエレミヤに関して、親衛隊の長ネブザルアダンに命令を下した。 12「彼を連れ出し、よく世話をするように。いかなる害も加えてはならない。彼が求めることは、何でもかなえてやるように。」 13そこで、親衛隊の長ネブザルアダンは侍従長ネブシャズバン、指揮官ネレガル・サル・エツェルはじめ、バビロンの王の長官たちを遣わし、 14監視の庭からエレミヤを連れ出し、シャファンの孫で、アヒカムの子であるゲダルヤに預け、家に送り届けさせた。こうして、エレミヤは民の間にとどまった。 15エレミヤに主の言葉が臨んだ。それは、彼が監視の庭に監禁されているときのことであった。 16「クシュ人エベド・メレクのもとに赴いて告げよ。イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。見よ、わたしはこの都について告げたわたしの言葉を実現させる。それは災いであって、幸いではない。その日には、あなたの見ている前でこれらのことが起こる。 17しかし、その日に、わたしはあなたを救い出す、と主は言われる。あなたが恐れている人々の手に渡されることはない。 18わたしは必ずあなたを救う。剣にかけられることはなく、命だけは助かって生き残る。あなたがわたしを信頼したからである、と主は言われる。」
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- 橋谷英徳 牧師
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