教会で「バケツ稲づくり」をはじめてみました 最終回

教会で「バケツ稲づくり」をはじめてみました 最終回

「一粒のお米をバケツで育てる」バケツ稲プロジェクト♪ 機関誌の「リジョイス」に掲載中の呼びかけに応じて「はじめてみた」を赤裸々に報告しています。 最終回のタイトルは「感謝」です。

「一粒のお米をバケツで育てる」バケツ稲プロジェクト♪

前回ようやく籾摺りを終え、玄米となったお米たち。
サムネにしましたが、重さにすると76グラムでした。
収穫時点では1合くらい取れるかなと思っていたのですが、
現時点で1/2合(=約お茶碗1杯)くらい。
ここから精米するので、更に減ることになります。

ビンなどで精米、ということも考えたのですが
今回は時間の都合上、機械で精米。
その結果がコチラ。


1/4合ほどになりました♪

さて、前回、「実食」(=もちろん教会の皆さんと一緒に)
ということを考えていたので
どうしたものかなと考えていたところ、
お向かいの畑の方からサツマイモをいただきました。


じゃあ、せっかくだから芋粥にしよう、ということに。
ただ、少しだけアタマによぎったこと。
それは以前、父の介護をし始めたときに感じた
戦後の辛い思い出のことでした。

戦後の食糧がないときに、
よく食べさせられたのがお芋さんがたくさんで
あまりお米の入っていないお粥だったそう。
パスタのニョッキも「スイトンだ」と言って、
あまり食べてくれませんでした。

似た年代の方々も多い教会。また、病院から帰って来られてまもなくの方にとってもお粥はあまり、いい思い出でもない。
うーん、、、、と考えた結果、じゃあ、少しひねって中華がゆにしてみようということになりました。

中華がゆは、水洗いしたお米を一旦ざるに上げて干しておくと、お米にヒビが入るのだそう。
それがお粥にする場合にはよいのだとか。
その際ごま油をまぶしておくみたいですが、妻はあっさり食べてもらうためにオリーブオイルにしていました。


炊飯器で調理スタート。水ではなく、スープで炊いています。


65分の炊きあがり後すぐはこんなカンジ。


このときはけっこう「和がゆ」というカンジです。もうすこしさらっとお米のスープ的に仕上げたいので、スープを加えて、そのまま一晩保温して寝かせたものがコチラ。


三合炊きの炊飯器、いっぱいのサツマイモ入り中華がゆが出来ました。盛り付けるとこんなカンジに。


お米のお花が咲いたようなカンジになり、おおよそイメージ通りに出来ました♪礼拝後のお食事として、皆さんで神さまの恵みに感謝をして、頂きました。

長く病院におられた方が「全然違う!おいしい!」と言ってくださったことに胸をなでおろしつつ、この日は続く、教会まわりのお掃除のときも元気に過ごすことが出来ました。

紆余曲折し、ハラハラドキドキながら進んできた、バケツ稲プロジェクト。最後は想像もしていなかった中華がゆを感謝と共に食べて締めくくる、という結末になりました。
実は、教会の昼食会でなにか出しやすく、また年齢を問わず喜ばれる昼食とはなんだろう、と考えていたところでもあったのです。下準備しやすく、冷凍保存もでき、誰でも食べやすく、また具材でバリエーションも出しやすい中華がゆは一つの有力な候補かもと思いました。

この記録の機会を通して、様々な気付きと恵みが与えられて本当に感謝でした。アドバイスのみならず、色々助けてくださったご近所の皆さまと、実行に当たって暖かく見守ってくださった教会の方々に厚く御礼申し上げます。また多くを共に担ってくれた妻にも感謝です。そしてお読みくださることでお支えくださった皆様、本当にありがとうございました。

「主は必ず良いものをお与えになり
 わたしたちの地は実りをもたらします。」(詩編85編13節)

今年の歩みも残りわずかですね。
実りの主が、お読みを下さった皆さまと共におられますよう、西谷の地からお祈りしています。

「バケツ稲」に関するご紹介はこちらから。
https://life.ja-group.jp/education/bucket

プロジェクトの元ネタ、機関誌「リジョイス」に関するご紹介はこちらから。
https://jesus-web.org/published/rejoice/

※前回の記録はコチラから。
https://rcj.gr.jp/nishitani/news/detail.php?id=573

※最初からお読みになりたい方はコチラから。
https://rcj.gr.jp/nishitani/news/detail.php?id=483

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