教会で「バケツ稲づくり」をはじめてみました その20
「一粒のお米をバケツで育てる」バケツ稲プロジェクト♪ 機関誌の「リジョイス」に掲載中の呼びかけに応じて「はじめてみた」を赤裸々に報告しています。 第20回目のタイトルは「籾摺り(もみすり)」です。
「一粒のお米をバケツで育てる」バケツ稲プロジェクト♪
前回は脱穀に挑戦してみました。
バケツ稲は、普通の田んぼと比べて稲の成長にバラつきがあるのだそうで、刈り入れから乾燥までの工程を3度ほどに分けて行いました。
そのため、脱穀作業そのものの時間は早いのですが、稲の乾燥待ちがあったため、籾摺りへとなかなか進みませんでした。
そんなこんなで乾燥も済んだので、ようやくもみから玄米を取り出す籾摺り(もみすり)工程です。私は最初、ビンに入れて棒でズンズン突くのが籾摺りだと思っていました。あれは、精米工程だったのですね。たしかにビンの中であれをやると、もみ殻はどこに行くの?ということになります。
では、どうやってやるのだろう?と思って
教会の方々に聞いてみると意外とご存じない。
「あれ、籾摺りってどうするんだっけ?」
という方がほとんどでした。
農家さんはどうやってます?とお伺いすると
「機械で一発よ」とのこと。
ほとんどのおウチでお持ちだそうです。
やって上げようか?とも言われましたが、
一瞬で終わってしまいますし、しかも今の機械は選別機付き。
一般流通に耐えうるお米が出来ている自信もないので
「一度、自分でやってみます」とお答えしました。
とはいうものの、やっぱりやり方が分かりません。
まずはリジョイスで一番効率がいい、とおススメのあった「板同士で挟んでゴリゴリする」という方法にチャレンジ。ちょうど良いことに、夏の時期に頂いた素麵のハコと木材がありました。見た目はこんなカンジ。
結果は、確かに効率はいいんですが、音が、、、。黒板に爪を立てた時のような音がしてしまいまして、ちょっとダメでした。
では次。すり鉢とテニスボール。
テニスボールを切って、すりこぎにくっつけるという手法があるというインターネット記事を読み、まずはボールでやってみようと挑戦。お米が砕けないので悪くないんですが、、、、、とにかくもみ殻がボールに付きます。
ボールに付いているのを取るのに手間がかかりすぎて、これも却下。
では次。すり鉢と軟式の野球ボール。
色々調べてみておススメ頻度が高かったのがこの方式。
いいカンジです。
少しやっては外に行って、もみ殻を吹き飛ばす作業を繰り返します。最初、自分で息を吹きかけてやっていたんですが、やりすぎてアタマがクラクラしました。休みつつ、お仕事の合間の休憩がてら少しずつ籾摺りをしていくことにします。
さて籾摺りの終わった玄米はコチラ。
ちょっと感動しています。
ちなみに一昨年、農協で購入した玄米(キヌヒカリ)がコチラ。
品種が違うのでサイズ感はよくわからないのですが、バケツ稲(上側)のお米は、ところどころに白くなっているのが分かります。これは未成熟なお米なのだそう。温度や病気などで稲が弱ったことでお米が成熟しきらなかったためなのだそうです。
味は劣るけれども、もちろん食べられないわけではありません。
教会の皆さんからも「もう食べた?」「いつ食べられるの?」というお声がけを頂くので、精米は機械にお任せをして、次回はいよいよ「実食」です。
次回もどうぞお楽しみに♪
「バケツ稲」に関するご紹介はこちらから。
https://life.ja-group.jp/education/bucket
プロジェクトの元ネタ、機関誌「リジョイス」に関するご紹介はこちらから。
https://jesus-web.org/published/rejoice/
※前回の記録はコチラから。
https://rcj.gr.jp/nishitani/news/detail.php?id=567
※最初からお読みになりたい方はコチラから。
https://rcj.gr.jp/nishitani/news/detail.php?id=483
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