西谷教会のこれから

西谷教会のこれから

地域に根を張る教会です

西谷教会の屋根上に取り付けられた十字架。左右一本ずつ、西谷教会の目印となっています。
西谷教会の屋根上に取り付けられた十字架。左右一本ずつ、西谷教会の目印となっています。

また2022年4月からは山口耕平牧師を迎え、新たな歩みを始めています。”都会と田舎の玄関口“にある西谷教会の特徴は、そこに来ようとする道のりから主のみ恵みを実感し、その上で礼拝へと導かれる、いわば「魂のオアシスへの道」であることです。

北摂里山街道のほぼ中間点に位置する西谷教会は大阪・神戸などの都市圏から車で1時間、近隣市から30分以内で来ることが出来ます。新名神自動車道宝塚北スマートICの開設により、遠方からのアクセスも更に便利になりました。

西谷教会へと至る道はどこを通っても四季折々の変化が見られます。春には山桜やツツジが咲き乱れ、夏には青葉が生い茂り、秋には黄金色の実りが美しく、冬には凛とした山々の稜線が際立ち、「ここも神の御国である」ことを実感します。その地に中庸を掲げる改革派信仰によって立つキリストの教会が備えられていることは、そのことだけで大きな恵みであると申し上げることが出来ます。

ウェストミンスター信仰規準を聖書において教えられている教理の体系として最良の信仰告白であるとする立場を堅持しながらも、他派の信仰をも尊重するのが改革派教会です。それは神のよき創造において、それぞれが神の似姿であり、それぞれに違う。三つにして一つであられる神の創造と摂理の御業の多様性の中で健全に、そして喜びに満ちて礼拝を守る。それこそが改革派信仰であると信じているからです。そのような改革派信仰に立つ一つの教会を主はその力ある御手と御腕を伸ばして、この都会と田舎の玄関口である西谷地区に立ててくださいました。この事実は改革派信徒のみならず、キリスト・イエスを主と仰ぎ、聖書を読まれる方であるならばどなたにとっても恵みであり、憐れみであり、慰めと励ましであると私たちは考えています。

主イエス・キリストの御名によって、ただ主の導きと憐れみによって、数多くの主を信じる人々を用いてこの西谷の地に立てられたキリストにある教会。これまでの開拓伝道をも思い起こしつつ、そのことを通して明らかにされた主の救いを喜びと感謝をもって、西谷の地と共に世々限りなく語り継ぐ。私たちは西谷教会がそのような教会になることを心から願っています。