毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 宇都宮教会では、毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、毎月第一、第三金曜日の聖書研究会＆お祈り会がお勧めです。あるいは牧師の携帯電話（090-2411－7246）にご連絡くだされば、嬉しいです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分～11時45分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 聖書研究会＆祈祷会
- 毎週金曜日 10時30分から12時00分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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各 位 殿
新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する考察と提言
2020年3月28日
宇都宮教会小会議長 豊川修司
新型コロナウイルス感染が拡大しています。教会とて、いよいよ舵取りが難しい段階に入ってきました。このような状況下で教会の牧師・長老・執事のリーダーシップが求められます。
感染拡大防止の聖書的基本は、①「自分が感染しないように。感染したら相手を感染させない」という隣人愛の実践であり、②行動の自粛は「良心の制限的自由」(相手をつまずかせないために自分の自由を制限する)であると考えています。ウイルス感染拡大の終息を祈りつつ。
1.引退教師の説教
(1)無牧教会への説教奉仕自粛(3月、4月分)
①3月1日 宇都宮教会代理牧師奉仕実施 電車のリスクを感じながら。
②3月1日 上福岡教会夕礼拝休止に伴いう夕拝説教中止
③3月8日 湘南恩寵教会説教奉仕中止(代理牧師の感染りスクに配慮して中止)
④3月15日 新潟伝道所説教奉仕実施。新潟市の感染者多発で感染リスク大。
⑤3月22日 仙台カナン、東仙台説教奉仕中止 感染リスク大のため双方合意。
⑥3月29日 せんげん台教会説教奉仕中止 春日部、岩槻市感染者増のため。
⑦4月4日 宇都宮教会代理牧師奉仕実施予定
⑧4月12日 勝田台教会説教奉仕実施。4月から無牧。是非来て欲しいとの要請。
⑨4月19日 新潟伝道所 対応は未定
⑩4月26日 仙台カナン/東仙台 3月22日同様、感染リスクが高いため中止。
(説教中止の場合、上福岡の週報に倣い家庭礼拝実施。自らが感染者にならないため)
(2).この状況下でも必要な働き
①埼玉キングスガーデン(理事長:片岡正雄牧師)の災害復興対策本部要員
川越KG特別養護老人ホーム(特養)は災害復興の最大の課題として、特養の高台移転
を検討してきた。この度、東武東上線鶴ヶ島駅徒歩10分程度の場所に7,941㎡の土
地の契約を行った。今後は川越市の指導の下、監理/設計/施工を行う業者を選定
する。5月まで行われる。完成は2022年1月31日完成をめざす。
②「聖恵会」(広島県忠海)の理事
聖恵会の理事の働きは、年4～5回行われる。朝5時に家を出て、夜10時頃帰宅とい
う強硬な日程で行う。新幹線を利用しているが長時間のために新型コロナ感染が非
常に危険。3月31日の理事会は予めインターネットで議案が送られ、意見を添えて
賛否を付してインターネットで返す。とても効率的な会議であった。
2.新型コロナに対する教会のリスク・マネージメント(危機管理)
今、教会に課せられている課題は、「教会の生命は礼拝である」、「礼拝は命であ
る」との信仰的スローガンであるが、新型コロナ感染の下、物理的に危険な状況に
あるので礼拝について幾つかの提案をしたい。
(1)礼拝場所・礼拝方法の変更準備(教会がクラスターの発生源にならないように)
①教会で礼拝を行うのではなく、各自の家、住まいで行う。
②礼拝開始時間は通常の礼拝と同じく、牧師が作成したプログラム(週報)に従い
行う。
③各自は週報は通常より簡潔にして、聖書朗読、説教要約の朗読、献金を行う。
④プログラムには報告事項と祈りのテ-マが記され、それぞれの場所で祈り合う。
⑤礼拝場所が変わるので一同に会する機会は奪われる。よって牧会的ケアに配慮す
る。
⑥プログラムを配信する手段を予め決めておく。メール、ファックス、郵送など。
会員数が多い場合は予め分担を考えておく。
(2)牧師が感染した場合
①予め、対策本部(または対策班)を設置し、役割を組織しておくことが望ましい。
②責任者が新型コロナウイルスに感染した時は、予め決めていた№2の方が指揮を執る。
3.日常生活で特に気をつけること(感染リスクが高い人:行動範囲の広い人)
①毎日、行動表を記録
体温、行先、交通手段、会った人、行先から4日目の体温測定、感染増加数、感
染した市
町村の把握(新聞記事の記録数保管)
②利用交通機関上の注意
電車の場合はつり革、取っ手などに極力触らない。車両は最前部、または最後部
の空いている車両を利用する。
③衛生用品の持参
マスク、携帯消毒液、濡れティッシュ、手袋など、こまめな手洗い
4. 新型コロナウイルスに関する情報収集と正しい知識の把握
(1)世界の感染情報
NHK BS1のワールド・ニュース(午前5時～6時45分)がお薦め。各国の感染状況を
詳しく伝えている。特に大統領、首相らが自らの言葉で国民に語り掛けている。
ドイツのメンケル首相の対応は注目に値する。また、ロシアのプーチン大統領の
国民への訴えも迫力がある。インドは違反した者のには刑罰がつく。兎に角、国
家の責任者はパンデな状況を抑えようとして、自国を閉鎖している。
(2)日本の対応
他国の対応と比較して日本の対策は甘いと言わざるを得ない。他人を意識して厳
く言わない国柄なのか。そろそろ根本的な対処をしなければ、オーバーシュット
(数日で何万人の人が感染する)現象は容易に考えられる。
(3)新型コロナウイルスに勝つ方法は?
ドイツのメンケル首相は、「新型コロナウイルスに勝つ方法は、各自が家にい
ることだ」と語っています。そのとおりですが、現実の社会は「個人の自由」
が幅を利かせているので、徹底して制限できていません。強制力を持たせた制
限は「特措法」の発動になります。
クリスチャンの良心が問われています。
5.新型コロナウイルス感染拡大イメージ
省略