2023年05月28日「神の偉大な御業」

本日はペンテコステ礼拝。御霊なる神様をご一緒に賛美して参りたい。

使徒言行録の１章には、ペンテコステまでの日々、弟子達がどのように過ごしていたのかが分かる。１章の１４節と１５節には弟子たちが祈りに励んでいたという事を伝えている。その中に、この弟子集団のｎリストがある。そこには、福音書ではまだキリストを救い主として信じていなかったであろう、イエスの母マリアやイエスの兄弟、そして婦人たちが含まれている。彼らは復活の主イエスのことを聞いて、信じた人だと考えられている。主イエスの召天から聖霊降臨までの間、家族伝道を下という事である。そして弟子達やその家族達が、一つのところに集まり、祈っていた。聖霊と言うと、なんだか不思議で超自然的なお方だという風に思うのだが、実は、家族伝道をして、みんなで集まって、いうなれば祈祷会をしていたような人々の間にもたらされたのである。いうなれば、彼らは約束の聖霊がいつ与えられても良いように、備えていたと言えるだろう。聖霊はもちろん、自由にお働きになるお方。しかし、その聖霊が、きちんと備えていた人々に与えられたのだ。聖霊は期待して、待ち望み、祈る人々のところに降られた。ある人々はこのことを非常に印象的に描いている。「神の力は平凡な信仰深い会衆に、全く非凡な方法で突入するのである」。神の恵みの御業。この御業を味わう。うそみたいなこと。しかし、それは、平凡であるが、地道に主を信じる人々にこそ与えられるのだ。

そして、その聖霊が降ると、不思議なことに人々が様々な国の言葉で話し始めるのである。聖霊が降ると他の国の言葉で語り始めたということを通して、私たちは何を知るのか。それは、聖霊のお働きが言葉と密接に結びついているという事なのである。聖霊は言葉という賜物を与えて下さったという事。

この時、弟子達は余の果てに至るまで、キリストの御業を延べ伝えるために聖霊が与えられた。そのためには、言葉が無くてはならない。その言葉がこのペンテコステの時に与えられる。それが、この他の国の言葉で話すという、不思議な出来事が伝えようとしていることなのだ。

聖霊はイエス・キリストの霊。キリストを証しする方。ヨハネによる福音書によれば、キリストは言葉である。その言葉の証が聖書となった。聖霊は聖書を悟らしめ、イエス・キリストを信じる進行を与えるお方なのだ。聖霊がおられるから私たちは進行が与えられた。聖霊後輪は私たちの信仰と深く結びついている。