2024年12月29日(日) 日曜礼拝「あなたの救いを見た」

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2024年12月29日(日) 日曜礼拝「あなたの救いを見た」

下記をクリックすると説教動画を見ることができます。 https://youtu.be/ylCZp6qnugI



神の救いを見た    ルカ2:22-38

 マリアとヨセフが赤子イエスを神にささげるためにエルサレムの神殿に行きました。その神殿において、老人シメオンをとおしてイエスについての預言が語られました。

 シメオンは、信仰が厚く、メシアに会うまでは決して死なないと告げられていました。シメオンが聖霊に導かれて神殿に行くと、イエスを見出し、腕に抱いて神を讃えました。赤子がメシアと分かったからです。

 シメオンは「今こそ、・・・この僕を安らかに去らせてくださいます」と語っています。「安らか」とは「地には平和」(2:14)と天使が歌った「平和」と同じことばです。イエスを手にしたシメオンに神の平和・平安がおとずれました。

 この平安とは、神の救いを手にする平安です。また神の約束が実現した喜びと満足です。自分の人生・生涯の終わりを知って安らかに死を迎えようとする姿は、十字架において「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」(23:46)と語って息を引き取るイエスに通じています。神と共に生き、神に信頼して生涯を終えようとする姿です。この平安はキリスト者の特権です。

 「わたしはこの目であなたの救いを見た」(30)とも語りました。イエスを抱いて、神の救いを見たと明言したのです。その救いとは「万民のため」(31)、「異邦人を照らす光」(32)、すなわち、旧約のイスラエルに限定されない、すべての者にとっての救いです。これは、旧約の教えを超える新約の救い、すなわちイエスにある救いの新しさです。

 ただし、マリアに対しては、赤子がイスラエルにとって対立の種になり、マリアの心を剣で差し貫き、人の心の思いをあらわにすることになる、と語りました。不気味に響くことばです。イエス自身が十字架につけられ、この十字架のイエスを神の救いとして受け入れるよう迫るのが福音ですから、わたしたち自身に、自分のあり方、生き方、覚悟を問うことにもなります。それが悔い改めであり、自分の心と向き合うことにもなります。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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