毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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おとめマリア ルカ1:46-55
本日の箇所は、受胎告知と言われる場面です。ここには、イエス・キリストの誕生が旧約聖書の預言(約束)の成就であることと、神の救いの新しい展開であることの両面が示されています。
旧約聖書は、ダビデ(1:27)の家系から神が約束した救い主があらわれることを教えています。それゆえ、ダビデ家に連なるヨセフのいいなずけであるマリアから生まれ出る赤子イエスは、旧約が待望する救い主(メシア)であり、ダビデの王座(32)が与えられるとしています。
一方で、ガブリエルは生まれ出るイエスは、いと高き方の子(32)であり神の子と呼ばれる(35)と語りました。約束のメシアが礼拝や祈り、賛美をささげる対象、すなわち神の子であり、神であることは、旧約聖書の教えを超える全く新しいできごとです。神の永遠のみ子の誕生により、新約の時代がはじまりました。
当時の女性の結婚年齢は14歳前後でした。それで、この時のマリアもそのぐらいの年齢であったといわれています。この受胎告知の前に、神は、不妊の女であり老人となったエリサベトの胎に洗礼者ヨハネと後に呼ばれる赤子を宿らせました。これに続いて、幼いマリアがイエスの母として選ばれました。「主があなたと共におられる」(28)ことが二人の女性に臨んだのです。わたしたちにも同じ主(神)が共におられることを忘れてはなりません。
マリアにとって、「男の人を知りませんのに」(34)子を宿すことは、不安であり恐れであったはずです。ガブリエルが語った「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む」との神のことばを受け入れたのは、マリアの信仰です。エリサベトもアリアに「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょうか」と語っています。
主の約束(ことば)を信じることは、キリスト教信仰の中心です。神は、イエス・キリストの死と復活により、永遠の命という救いを約束しています。この救いの始まりがみ子イエス・キリストの降誕です。