毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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ユダの裏切り予告
本日は、ユダがイエスを裏切るために去って行く場面です。
イエスは、最後の晩餐において弟子たちの足を洗い、次の朝には十字架に掛けられました。晩餐の席に座っているイエスは、どのような経緯でアッという間にユダヤ当局の手に落ち、処刑されることになるのでしょうか。ユダの裏切りがその引き金でした。
「イエスはこう話し終えると、心を騒がせ、断言された。『はっきり言っておく。あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている』」(13:21)。「心騒ぐ」とは、十字架を父の定めとして受け入れる決意を再確認するときの特別な感情です(12:27)。イエスは、いよいよその時が来たことを悟り、裏切る考えを抱いていたユダに決断を迫るかのように、裏切ろうとしている者がいると弟子たちに語りました。
弟子たちは驚いて顔を見合せたとありますが、その後のやり取りは、当事者だけのヒソヒソ話しだったのか、過越の晩餐における当たり前の作法だったためか、ユダ以外には、イエスの意図は隠されていました。そうでないと、ユダを他の弟子たちが取り押さえたはずです。
イエスがパンを浸して与え、ユダがそれを受け取ると、サタンがユダの中に入りました。そこでイエスが「しようとしていることを、今すぐ、しなさい」(28)と語りかけると、「すぐ出て行った。夜であった」(30)。ユダは、光のない闇夜を大祭司の邸宅に向かいました(12:35)。
父なる神の計画とユダの思いを知るイエスは、過越祭の晩餐の席で、ユダに最後の決断を迫りました。十字架の死は、裏切られ、逮捕され、裁かれ、十字架に掛けられた、という受け身の出来事ではなく、イエス自らが選択し、自ら向かった救いのみ業です。
ユダは、金入れを任され、この晩餐ではイエスの左隣に席を得ていたという点で、イエスから重んじられ、他の弟子から信頼されているように見えたはずです。イエスは、悪魔がユダに裏切る考えを抱かせていたこと(2)も知ったうえで、その足を洗い、大切な弟子の1人と認めていました。イエスという光を見失ってしまったとしかいえません。