毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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葬りの準備 ヨハネ12:1-11
エルサレムでは「祭司長たちとファリサイ派の人々は、イエスの居どころが分かれば届け出よと、命令を出していた。イエスを逮捕するためである」(11:57)とあるとおり、イエスへの敵意が高まりました。
エルサレムから3キロにあるベタニアで、イエスは用意された夕食の席についており、復活したラザロも同席していました。ラザロは、イエスによって死から命へと呼び出された者であり、わたしたち自身でもあるとみなすこともできます。
マリアたちにとって、たいへん喜びと感謝に満ちた夕食でした。「そのとき、マリアが純粋で非常に高価なナルドの香油を一リトラ持って来て、イエスの足に塗り、自分の髪でその足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった」(12:3)。ノア物語において、「主はなだめの香りをかいで、御心に言われた」(創8:21)とあるように、ささげものの香りとはささげる者の信仰を意味します。香油の香りで家が満ちたとは、アリアの感謝と信仰がこの晩餐を満たしたということです。
すると、ユダが「なぜ、この香油を三百デナリオンで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」(5)と非難しました。ユダは財布をあずかり、中身をごまかしていたので、お金に換算して非難したのです。正しいことのように聞こえても、動機において不正である点で醜悪です。
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このときイエスは「するままにさせておきなさい。わたしの葬りの日のために、それを取って置いたのだから」(7)と語りました。これは、マリアのささげものにイエスを葬る香油というえがたい価値を加えて、代々の教会に語り継がれるべきできごとに作りかえたのです。イエスは信仰によるささげものを同じように用いてくださるはずです。
このイエスのことばにより、ラザロ(わたしたち)の復活は、イエスの死と一体であるという福音の真理が暗示される晩餐になりました。これは、「一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びないで済む方が」(11:50)好都合だ、と預言した大祭司のことばを受けています。十字架の死の直前、福音を差し示す預言と聖晩餐が続きました。