毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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身代わりの死 ヨハネ11:45-57
本日の箇所を理解するカギは、カイアファについて「その年の大祭司であったので預言して、イエスが国民のために死ぬ、と言ったのである。」(11:51)です。
カイアファのことばは、イエスの死についての預言であるというのです。預言とは、将来を予告する「予言」ではなく、預(あず)かるという語を使う「預言」であり、意味は神からあずかったことばです。これが聖書の預言であり預言者です。
大祭司とは、旧約の神殿宗教における最高の位に立つ者であり、神に犠牲をささげる責任者です。カイアファはイエスを敵視しているのですが、神は意のままに大祭司であるカイアファを用いて、イエスの死がわたしたちの救いとなるという奥義を語らせ、カイアファにイエス処刑を行わせようとしているのです。
大祭司カイアファが語ったことば「一人の人間が民の代わりに死に、国民全体が滅びないで済む方が、あなたがたに好都合だとは考えないのか」(50)が預言です。カイアファは、自分で気がつかないまま、イエスがもたらす救いの奥義を語っていたのです。イエスへの敵意を神が用いて、そのことばに永遠の価値を与えました。
自分のことばや行為は、本人が考えたとおりの意味しかないということはありません。本人が考える以上に役にたったり、害になるなど思わぬ結果をもたらすことがあります。
イエスの死は、わたしたちが滅びないための身代わりの死です。教理用語では代理贖罪(償罪)と言います。この教理は、キリストがわたしたちの罪のために、わたしたちに代わって十字架で死に、わたしたちに代わって罪を償ったことを意味します(ハイデルベルク問12、問40)。
また、イエスの死が神の子(キリスト者)たちを一つに集めることになります。カイアファのキリスト殺害こそが、キリストにある神の救いを完成させます。
ヨハネ福音書ではいよいよその時が近づいてきました。