毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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苦悩するイエス ルカ22:39-53
「いつものように」(22:39)、「いつもの場所に」と記されているので、イエスと弟子たちが夜を過ごすところに定めた場所で二つのことがおこりました。イエスの苦悩に満ちた祈りと逮捕です。
イエスが晩餐の席で裏切り者のいることを語ったので、ユダは大祭司のところに走っていました。それゆえ、イエスがいつもの場所に来たのは、裏切りによってユダヤ当局に捕まるのを待つためでした。
イエスが弟子たちに「誘惑に陥らないように祈りなさい」(40)と語ったのは、イエス自身が誘惑に会うことと、祈ることの模範を示すためでした。
イエスが誘惑に会う理由は、メシアとしての最大の使命をいよいよ果たす時が来たからです。その使命とは十字架で自分自身を父なる神にささげることです。この時を前にして、イエスは本当に恐れたのです。
祈りにおいて、「父よ」と呼びかけています。父とは、天の父であり、この父からイエスは使命が与えられ、世に送られました。また、天の父こそ、唯一信頼に足る方であり、イエスの苦悩の一切を知る方です。助けと支えを求めて祈りをささげる方はこの父しかいません。
「御心なら、この杯をわたしから取りのけてください」。これは十字架を前にしたイエスの偽らざる感情であり、願いです。けれども、自分の願いが最優先ではなく、「御心」であるなら取りのけてくださいとの祈りです。
そうであるなら、「しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください」となるのですが、この帰結を納得して受け入れるためにどれほど苦悩したことでしょうか。その解説が43,44節です。
最終的にメシアの使命を受け入れた時、ユダが現れ、イエスは捕らえられます。弟子たちの狼狽ぶりとは正反対に、イエスは毅然とした態度で立ち向かい、「今はあなたたちの時」と語ります。
イエスの苦悩は、十字架の時ではなく、父なる神の御心を受け入れることにありました。