2024年2月11日(日) 日曜礼拝「真理を語る」

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2024年2月11日(日) 日曜礼拝「真理を語る」

以下をクリックすると説教動画を見ることができます。https://youtu.be/gphB0lT07f8



誰を父とするか      ヨハネ8:39-47

 本日のユダヤ人に向けたイエスの非難には、ユダヤ人がイエスを十字架にかけて殺した事実が強く反映されています。

 ユダヤ人は、「わたしたちの父はアブラハムである」(8:39)、「わたしたちにはただ一人の父がいます。それは神です。」(41)と語りました。これに対してイエスは「神があなたたちの父であれば、あなたたちはわたしを愛するはずである。なぜなら、わたしは神のもとから来て、ここにいるからだ。」(42)、「あなたたちは、悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。」(44)と非難しました。

 イエスは、自分が神のもとから来たにもかかわらず、この自分を殺すあなたがたは悪魔から出てきた悪魔の子であると断じたのです。これほど激しいイエスのことばは他にありません。同じユダヤ人であり、同じ旧約聖書を神のことばとして大切にしているにもかかわらずです。

 イエスが厳しく語る理由は、同じ聖書を読みながら、神の救いとは何かについて考え方が正反対であったからです。イエス(キリスト教)は、罪人を民族の区別なく救うことが神の救いであると知っていました。ユダヤ人たちは、イスラエル民族であると同時に正しく立派な者だけが救われると主張しました。

 また、イエスは十字架という木につるされて死にました。木につるされた者は呪われていると旧約聖書に記されています。それゆえユダヤ人は、イエスは罪深いゆえに神に呪われて死んだと考えました。キリスト教は、何の罪もないイエスがわたしたち罪人の身代わりとなって呪われた死をお受けになった。それゆえイエスは救い主であると信じます。このように、イエスの死についての意味づけが正反対です。

 神の救いを全く理解せず、イエスを殺したことをもって、あなたがたは悪魔を父として出てきたと、イエス(キリスト教)は非難しているのです。

 この非難は、今日にいたるユダヤ人全体についてではなく、イエスを殺すにいたる悪意と殺意に対する非難であると考えてください。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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