毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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キリストに結ばれて歩む コロサイ2:1-10
パウロの手紙は、ある事情があって書かれたものですが、その事情は知り得ないため理解しづらい点があるのはしかたがありません。
今年の年間聖句でもある「あなたがたは、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストに結ばれて歩みなさい」(コロ2:6)とパウロが命じる背景は、「あなたがたが巧みな議論にだまされないようにするためです」(4)、「人間の言い伝えにすぎない哲学、つまり、むなしいだまし事によって人のとりこにされないように気をつけなさい」(8)とあることから、何らかの教えによってコロサイの信徒たちがだまされそうになっているからだといえます。特に「哲学」ということばを使っているので、手のこんだ、あるいは立派そうに見える教えであろうと思います。
パウロは「知恵と知識の宝はすべて、キリストの内に隠れています」(3)、「キリストの内には、満ちあふれる神性が、余すところなく、見える形をとって宿っており」(9)と書いているように、キリストにある真理・教えを知ることで十分であることに気づかせたいのです。
ただし、単なる知識や知性の問題ではなく、「キリストに結ばれて歩みなさい。キリストに根を下ろして造り上げられ」(6,7)とあることから、真理を身に着け、実践することを求めています。すなわち生き方につながる知恵・知識です。コロサイの信徒が直面した危機は、具体的な内容はわかりませんが、生き方を左右する原理・原則にかかわる間違った教えでした。その原理から2:16、21-23などに見られる禁欲的な間違った生活が求められていたようです。
キリストにある知恵と知識は、神が存在すること、この神がキリストにおいて現れたこと、この神は善人ではなく罪人を救う神であることです。この根本原則こそがわたしたちにとっての真理であり、宝です。
この真理に基づく生活は、禁欲ではなく、戒律、因習、思い込みなどからの真の自由です。イエスの振る舞いは、当時の常識に照らせば、勝手気まま、破壊者、不信仰、売国奴などに見えました。キリストに結ばれて歩むことにより、本当の意味で自由に生きる者となりましょう。