毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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天に栄光、地に平和 ルカ2:1-20
イエス・キリストが生まれたのは、人の住むところではない家畜小屋(馬小屋)です。
み子の誕生が最初に伝えられたのは、夜に野宿していた羊飼いです。夜に泊まる家がないという点で、イエスと羊飼いとは同じ境遇です。
主の天使は羊飼いたちにこう告げています。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」(2:11)。「あなたがたのために」と語られていることには意味があります。「あなたがたのために」とは文字どおり羊飼いの救い主であるということではありません。「民全体に与えられる大きな喜び」(10)ともいわれています。これらは、羊飼いのような境遇にあるすべての人にとっての救い主であるということです。
当時の羊飼いは、神から見放されたと思われ、人からもさげすまれる立場に置かれていました。いわば見捨てられた人たちです。しかし、この羊飼いたちのために救い主は生まれました。神の愛と救いは羊飼いたちのものです。
どのような境遇に置かれていようと、神の愛と救いが届くことを忘れてはなりません。神の愛に値しない人は一人もいません。
神の愛を知る者は、弱い立場にある方たちこそ愛を必要とすることを忘れてはなりません。
わたしたち自身が羊飼いに通じる境遇にあることも忘れてはなりません。神の愛と救い以外に頼るべきものはありません。立派な家や豊かな財があっても、地位や名誉があっても、野宿する羊飼いのように貧しい者であること、また貧しい者として生きるべきことは、クリスマスの時にこそ考えるべきことです。「貧しい人々は幸いである、神の国はあなたがたのものである」(6:20)。
天の大群が「天に栄光、地に平和」と讃美しました。争い、戦争のない時代というものはありません。それゆえ、平和とは戦争のないことではありません。キリストの中に、神の平安があることです。