毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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あなたこそ神の聖者 ヨハネ6:60-71
今日で5千人給食の段落が終わります。イエスは、聖餐式を念頭において、わたしの肉を食べ、血を飲む者はわたしと一体であり、永遠の命を得ていると教えました。
今日の箇所には、これを聞いた多くの弟子たちが「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか」と言って離れ去ったことが書かれています(6:60、66)。
「こんな話」とは何のことでしょうか。イエスが「あなたがたはこのことにつまずくのか。それでは、人の子がもといた所に上るのを見るならば……。」と嘆いていることからすると、イエスが天的存在であること、イエスの内に命があること、聖餐式のパンと杯を食することがイエスとの一体性を意味することなどです。すなわち、多くの弟子たちはキリストの福音の中核といえることがらにつまずいたのです。
お腹一杯パンを食べたということだけではキリストの福音を理解することはできません。このことをイエスは「命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。」(63)と語っています。霊とは聖霊のことであり、かつてニコデモに聖霊によって生まれ変わらなければ神の国に入ることはできないと語ったのと同じです(3:5∼)。
イエスは「あなたがたも離れていきたいか」(67)と12弟子に問いかけました。すると彼らは、「あなたは永遠の命の言葉を持っています。あなたこそ神の聖者です」(69)と語って残りました。
これまでの宣教活動で多くの弟子が集まってきたのですが、結局12人の弟子から再出発することになりました。ただし、12弟子に向かって「その中の一人は悪魔だ」(70)と語って、ユダについて暗示しました。イエスはユダの心の中にあることを知っていたからです。
それならユダを追い出せたはずですが、ユダはイエス受難の引き金を引く人物です。ユダを受け入れたことは、十字架に向かうイエスの決意を表わしています。キリストの福音は死と復活によって成るものであり、受難を避けることはできないからです。