毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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5つのパンと2匹の魚 ヨハネ6:1-5
イエスによるパンの奇跡により、ヨハネ福音書は新しい段落に入ります。この段落のテーマは、イエスは天から降ってきたまことのパンであり、イエスのうちに命がある、です。パンの奇跡とこの後のイエスの行いと教え、ユダヤ人との論争をとおして、このテーマが深められていきます。
過越祭が近づいたとき、大勢の群衆がイエスのもとにやってきました。過越祭とは、モーセに率いられてイスラエルがエジプトを脱出したことを記念する祭りです。ただし、出エジプト後、大勢の民はのどが渇いた、肉が食べたいと不平不満を重ねて、神とモーセを怒らせました。
イエスの十字架はいわば新たな出エジプトであり、モーセのごとく12使徒に新しい大勢の神の民(教会)がゆだねられることになります。目指す地は、地上のカナンではなく、天上の神の国です。それゆえ12使徒と御言葉の教師には、モーセまた旧約時代とは違う民の養いと導きが必要です。これを教えるのがパンの奇跡と一連のできごとです。
イエスが大勢の群衆を見て、フィリポにわざと「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と問いかけたのは、将来に備えた特別な訓練を開始するためでした。フィリポがそれは無理な相談ですと音をあげたところから、ことがはじまりました。
アンデレが「パン5つと魚2匹を持つ少年がいます」と進言します。少年のものをイエスが使ったことから、誰であっても主によって用いられることを知ることができます。
イエスがこのパンと魚を取って祈り、群衆に分け与えると、人々は食べて満腹し、なお12のカゴいっぱいにパンが残りました。
イエスは天の祝福のみなもと、あるいはイエスにおいて天と地が通じていることがわかります。その祝福とは、天を目指す旅路に必要な養いであり、必要最低限ではなく有り余るほど豊かです。
また、12のカゴ一杯に残ったのは、世界中の神の民のために尽きることなく残されていることを意味します。