毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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イエスの言葉 ヨハネ4:43-54
ヨハネ福音書において、ガリラヤのカナは特別な場所です。
カナは、以前イエスが婚礼の祝いの席で水をぶどう酒に変えたところです(2:1-11)。これにより、ユダヤ教に乗っ取られて力を失った旧約聖書の宗教(水)が、イエスによって神の祝福に満ちたキリスト教(ぶどう酒)に変えられていくとの大切なテーマが示されました。この後実際に、イエスは信仰の刷新について種々大切なことを教えてきました。
本日の場所もカナであり、この後のテーマが示されることになります。それは、イエスによる死の支配から命への解放です。
イエスがカナに来ると、およそ30キロ離れたカファルナウムから王の役人がやって来て、死にかけている息子をいやしてくださいと願いました。死んではいないのですが、死にかかっており親としては絶望の淵に立たされているのです。
役人は子供が死なないうちに来てくださいと願うと、イエスは「帰りなさい。あなたの息子は生きる」(4:50)と宣言しました。役人がイエスの言葉を信じて帰ると、迎えに来た僕たちによって、イエスが宣言したのと同じ時刻に子供が回復したことを知りました。そして、役人とその家族はイエスを信じました。
30キロの距離がありましたが、イエスの宣言、あるいはイエスの意志は隔たりとは無関係に、死の支配を無力にし、命にいたらせる力を発揮しました。イエスの言葉に力があるというのではなく、イエス自身に力があるということです。この後、わたしたちを死の支配から命へと救い出すイエスの行いと教えが続きます。
カナには新しいテーマを提示する重要な役割があり、「最初のしるし」(2:11)、「二回目のしるし」(4:54)という特別な指摘がなされています。
「信仰」も今日の箇所では重要です。30キロも離れたカファルナウムからイエスに願いに来たのは信仰です。息子は生きるとのイエスの言葉を信じて役人は帰宅しました。また、息子の回復とその時間を聞いて、一家そろってイエスを信じました。各々、自分の信仰を問うて下さい。