毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
お気軽にお問い合わせを
「一度礼拝に出席してみたい」
「教会に行ってみたい」
「でも、どうしたらよいかわからない」
そんな時は専用の問い合わせフォームからご質問ください。 担当スタッフが折り返しお返事を差し上げます。 電話でのお問い合わせなら022-245-4960まで。その際 「ホームページを見たのですが」 とお伝えくださると話が通じやすくなります。
神殿を建て直す ヨハネ2:13-25
ヨハネ福音書においてイエスが初めて大勢の人の前に現れるのは今日の箇所です。
「過越祭が近づいたので、イエスはエルサレムに上って行かれた」(2:13)とあります。そして、境内に入るや否や「イエスは縄で鞭を作り、牛や羊をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし」(15)、商売人を蹴散らしながら、神殿を「わたしの父の家」(16)と呼びました。これを聞いた者は驚愕する大胆な主張です。
他の福音書ではこの宮清めは、十字架にかかるために最後にエルサレムに上った時に起こったのですが、ヨハネでは宣教の最初に描かれています。実際には、十字架直前に起こったことを、考えがあって最初に持ってきたのでしょう。弟子たちのイエスに対する神の子・メシアとの告白を、1章に記されているように、最初の出会いで起ったことちして書いたのと同じです。
ヨハネの順序で理解すると、イエスは、洗礼者ヨハネにより、過越祭においてほふられる「神の小羊」(1:29、36)と呼ばれました。それゆえ、過越祭に合わせてエルサレムに来たのはうなずけます。ところ、あまりの騒がしさ、金儲け主義、冒涜に我慢できず、激しく怒ったのです。
ユダヤ人が、イエスの振る舞いに対して、「では、しるしを見せてみろ」(18)とくってかかると、イエスは「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる」(19)と答えました。このことばの意味は、この時には誰にも理解できず、イエスが復活した後、やっと弟子たちに理解されたのだ、とヨハネは書いています。
イエスの教えと行い、またイエスその人については死と復活をとおしてでないと理解できないということを、ヨハネは最初にはっきりと教えたいのでしょう。
また、神殿とは神を礼拝する場所ですが、死と復活の後、神殿は廃止され、イエス自身がまことの神礼拝をもたらすことを暗示したのです。イエスにおいて神と人とが真に出会うことができます。
「わたしの父の家」との大胆な主張は、弟子がイエスを「神の子」(1:49)と告白したことに呼応しています。この後、ユダヤ人と激しく対立し、十字架にかけられることになるのですが、イエスは、自分こそが神殿での礼拝を受け入れる神を父とする者であり、父なる神のみ心を実現する者であることを明らかにしたのです。