毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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最初のしるし ヨハネ2:1-12
ヨハネ福音書は1章で、弟子たちの口をとおして、イエスを「メシア」、「神の子」、「イスラエルの王」であると書きました。
2章からは、イエスが神の子、メシア(キリスト)であることの意味が、イエスの教えと行いと十字架のできごとをとおして明らかになっていきます。
本日のカナの婚礼は、イエスが神の子でありメシアであることを示した最初のしるしです(2:11)。
ガリラヤのカナで行われた結婚式にイエスの母マリア、イエス、弟子たちがいました。式の途中でぶどう酒が無くなってしまったため、マリアがイエスに「ぶどう酒が無くなってしまいました」と語ったことで、ことがはじまり、イエスは石の水がめ6つに満ちた水をブドウ酒に変えるという不思議を行いました。これは最初のしるしであり、神の子、メシアとしての栄光をあらわした出来事だとヨハネは書いています。
イエスが花婿、教会は花嫁にたとえられるように、婚礼は神の特別な祝福を意味します。
この婚礼の祝いにおいて、イエスが清め(旧約宗教の特徴)のためのたっぷりの水を上等のぶどう酒(祝福のしるし)に変えました。これにより、イエスが旧約から新約への転換を起こす方であり、イエスにおいて救いの祝福が満ち満ちることが預言的に示されました。
「わたしの時はまだ来ていません」とのイエスのことばは、神が定めたイエスの時がある、ということです。7:6、30でもイエスの「時はまだ来ていない」とあります。逆に、12:23、27、13:1、17:1などでは「時が来た」と断言されます。それは、十字架の時です。
ヨハネ福音書は、イエスがご自分の「時」を知っており、その「時」を目指していることを、わたしたち読者に理解させたいのです。
「婦人よ」との母への奇妙な呼びかけは、十字架の上から母マリアに語りかける場面でもう一度出てきます(19:26)。二つの出来事は関係していること、そして、水がぶどう酒に替わる真の祝福は、十字架において起こることを示す特別な言葉です。