2023年6月4日(日) 日曜礼拝「来て、見なさい」

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2023年6月4日(日) 日曜礼拝「来て、見なさい」

次をクリックすと説教動画を見ることができます。https://youtu.be/1MfrwLjtJc4




来て、見なさい ヨハネ1:43-51

 先週から、ヨハネが描くイエスと弟子たちの最初の出会いを読んでいます。これらは、イエスとわたしたちの関係を考えるための大切なできごとになっています。

 イエスと会った者たちは「メシアにであった」、「あなたは神の子です」と語って、イエスに心を動かされて弟子になっていくのですが、イエスの方でも会ってすぐシモンに「ケファ(岩)と呼ぶことにする」とあだ名をつけたり、ナタナエルを「まことのイスラエル人」と評するなど、互いに親密な関係を結んでいったことが読み取れます。

 イエスがペトロを岩と呼んだのは、「彼を(じっと)見つめて」とあるように、ペトロの人となりのすべてを見通したうえでのことです。ただし、動かざること山のごとし、というように肝がすわっていて信頼にたる者と認めたからなのか、おっちょこちょいで、失敗を繰り返す性格なので、成長して岩のようになるようにとの努力目標の意味か、その他別の理由なのかはわかりません。しかし、イエスがペトロと後の教会のために名づけたことは間違いありません。

 イエスがフィリポに「出会って」は、「見つけ出して」というニュアンスです。偶然の出会いではなく、イエスがフィリポの人物を知って選び出したということです。

ナタナエルについても「まことのイスラエル人、この人には偽りがない」と見抜きました。正直にものを言うこと、自分の目で確かめるためにイエスの所に来ること、イエスの千里眼を知ると心から受け入れることなど、ひねくれたり偽りのない性格がナタナエルです。

 わたしたちについても、イエスはすべてを知っています。どのようなあだ名がつけられているか、知ることはできませんが、各々の分に応じて用いられ、大切なご自分の羊として守られます。

 イエスは、もっと偉大なこと、すなわちこの後イエスにおいて天が開かれていることを見ることになる、と彼らに語りました。イエスをメシアと言い当てても、出会ったばかりで知っていることはわずかであり、弟子たちが本当に驚きはこれからなのです。

わたしたちも、イエスを神の子キリストと告白できても、生涯をとおしてイエスについて驚き、畏れ、感謝することがまだまだあるはずです。本当に驚くのはこれからです。



毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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