毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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メシアに出会った ヨハネ1:35-42
今日と来週取り上げる1:35-51は、とても不思議な箇所です。
イエスに会ったばかりの者が「メシアに出会った」(41)、「モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った」(45)、「あなたは神の子です。」(49)、「イスラエルの王です」(49)とイエスについて告白してしまいます。あまりにも共観福音書と異なっています。ヨハネ福音書にイエスの誕生物語はありませんが、「ナザレの人で、ヨセフの子イエス」(45)であるという出自も紹介されています。
またイエスは、自分のことを「人の子」(51)という特別ないい方で語り、出会ったばかりのシモンに「あなたはヨハネの子シモンであるが、ケファ(岩・ペトロ)と呼ぶことにする」(42)と語って、ペトロというあだ名をつけています。
マタイ福音書では、弟子たちがイエスをメシアと告白するのも、イエスが「あなたはペトロ」とあだ名をつけるのも、16章まで進んでから、すなわち弟子として従い、訓練を受けた後です。
「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった」と先在のイエスについてと、イエスについての教会の信仰告白とを最初に書ききってしまうこともヨハネ福音書の特色です。
以上の一連のできごとは、洗礼者ヨハネによる「見よ、神の小羊だ」との証しと、それを聞いてヨハネからイエスに乗り換えた弟子たちによってはじまります。弟子たちの乗り換えは、時代が旧約から新約に転換すること示しています。弟子たちがイエスのもとに走り、イエスをメシア・神の子・世の光と告白することこそがヨハネの願いです。
イエスを「ラビ」(38)と呼んだアンデレが、一夜にして「メシアに出会った」(41)と語りえた理由は、「ラビ、どこに泊まっているのですか」「来なさい。そうすれば分かる(来て、見なさい)」とのやり取りにあります。そのとおりイエスのものに泊まったところ、兄弟シモンに「メシアにであった」と証して、イエスのところに連れて行くまでに変えられてしまったのです。