毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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知らない方 ヨハネ1:19-34
今日の聖書箇所は「ヨハネの証しはこうである」(19)で始まっているとおり、洗礼者ヨハネが行った証言です。
証言の内容は大きく2つです。1つは、自分はメシアではないということ。2つめは、イエスこそが神の小羊、聖霊による洗礼を授ける方、神の子であるというように、イエスについての証言です。
自分はメシアではないと証言した理由は、ルカ福音書3章をよむとよくわかりますが、激しく悔い改めを迫って洗礼を授けるヨハネを見て、この者こそメシアかもしれないという間違った期待が高まっていたからです。ヨハネは水で洗礼を授けたが、イエスは聖霊による洗礼を授けるのであり、天の(神の)祝福にいたらせます。「あなたがたの中には、あなたがたの知らないお方がおられる」(1:26)。その方のところに行けと指し示すのがヨハネの役目です。
では、洗礼者ヨハネはイエスのことを知っているのかというと、「わたしはその方を知らなかった」(31、33)と二度も語って、知らなかったことを強調しています。
ヨハネもはじめはイエスのことは知らなかったのであり、ある時知ったにしても、すぐにすべてを知ったわけではなく、時間と段階を経て理解を深めていきました。福音書を読むとヨハネとイエスのやり取りは繰り返されています。そして「この方こそ神の子である」(34)との揺るぎのない理解に達しました。
野球の大谷翔平選手についても、能力が開花するにつれて周囲の理解も深まってきました。
イエス・キリストとは誰で、キリストのもとにどのような祝福があるのかについても、わたしたちが信仰生活の中で理解を深めることによって厚みを増していくものです。
知らないということは、ただ悪いということではありません。わたしたちの中にいて、まだ知らない方、出会ったことのない方がいるということは、出会う楽しみがあるということでもあります。