毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会（お祈りの会）がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分～12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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子ロバに乗るイエス マルコ11:1-11
イエスがエルサレムに入城する今日の箇所から新しい段落、すなわち受難物語に入ります。
エルサレムに近づいたイエスは、二人の弟子をある村に使いに出し、入ってすぐに見つかる子ロバを連れてくるように命じました。何か言われたら「主がお入り用です」と言うよう教えました。二人が村にいくとそのとおりにことが進んで子ロバを連れてくることができました。
イエスの考えのとおりにことが運ぶという不思議なできごとですが、これには大切な意味が隠されています。それは、これからエルサレムでおこることは、イエスが前もって知っていること、それ以上に、イエスが考え、定めたとおりのことがおこるということを予示するものでした。主導権が子ロバの持ち主にあったのでなく、主であるイエスにあったように、十字架を含む一切のことの主導権がイエスにあるということです。
イエスがロバの子に乗ってエルサレムに入る姿は、旧約聖書ゼカリヤ書9:9-10に預言されえいます。「見よ、あなたの王が来る。・・・高ぶることなく、ろばに乗って来る。雌ろばの子であるろばに乗って。」
ローマ皇帝は軍馬に乗って凱旋しますが、子ろばは武力によらない神の平和の象徴です。まことの主であり王であるイエスがろばの子に乗って入城し、神の国を樹立して即位することは、神の定めであり、イエスの考えです。身代わりの死が勝利をもたらすまことの武器でした。
「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように」と喜び祝う群衆が従っています。ホサナとは「救ってください」という意味であり、詩編118:25,26「どうか主よ、わたしたちに救いを。・・・祝福あれ、主の御名によって来る人に。」の引用です。詩編118は人々が礼拝のためにエルサレム神殿にのぼるときに歌い、同時に神殿から流れてくる歓迎の賛美歌です。
このイエス入城は、まことの神礼拝がこのエルサレムにおいていよいよ始まることを示すできごとです。