毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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イエスが飲む杯 マルコ10:32-45
本日の聖書箇所はイエス受難についての3度目の予告です。受難予告の直後に弟子の無理解とイエスの教えが続いていることは前2回と同じです。
3度目の予告においてきわだっていることは、異邦人に引き渡され、異邦人の手で殺されると語ることで、実際に起こる十字架のできごとに近くなっていることです。十字架の死と続く復活が、イスラエル民族内で完結するものではなく、異邦人をも巻き込む神のわざであり、すべての者に関わる救いであることを示唆しています。
書き出しの32節には、エルサレムに向かい「イエスは先頭に立って進んで行かれた。それを見て、弟子たちは驚き、従う者たちは恐れた」とあります。11章がエルサレム入城ですから、イエスは近づいた時と場所を意識し、強く雄々しく歩みを進めたのでしょう。弟子たちはこれまでにないイエスの姿に驚き、恐れたのでした。
弟子たちは、イエスの異様な姿から何かが起こることを察知したのでしょう。兄弟ヤコブとヨセフがイエスの右と左の座につかせてくださいと願い出ました。9:33以下でイエスが注意したことを全く理解していないことが明らかになる願い出です。
イエスはその願いを退けますが、他の弟子たちはこの抜け駆けに腹を立てました。
そこで、イエスは「あなた方の中で偉くなりたい者は、仕える者になりなさい」(10:43)と語るとともに、ご自身の使命とエルサレムにて起こる死の意味を明らかにしました。「人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである」(45)。
身代金とは捕らえられ、支配されている者を解放するために払われるものです。弟子たちは何かに捕えられ、イエスの真の弟子になり切れないでいるのですが、自分こそ一番弟子であるという自信に満ちています。本当の自由人になるには、イエスの弟子になるしかありません