毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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説教要旨
21節以下では、安息日に汚れた霊を退治したことでイエスのもとに真の安息があることが示されました。
その後、イエスは弟子となったシモンの家に行ったところ、シモンのしゅうとめが熱を出して寝ていました。このことを人々が伝えると、イエスはしゅうとめのところに行って手を取って起こしました。すると、熱は去っていきました。
今日ほとんどの熱は医療により直すことができます。熱は細菌やウィルス感染、あるいは過労などの原因があって起こるものであり、正しく治療すれば、特別な例を除いて、直ることが知られています。
しかし、この時代には病気の原因と治療法が知られておらず、「熱は彼女を去って行った」(31)と擬人的に記されているとおり、人に取りついて死へといざなう恐ろしいものでした。
あの時代に人に取りつく汚れた霊(悪霊)と熱(病気)は、今も人を支配している、いやこの世が続くかぎり人をとらえて離さない罪と死の支配の具体的あらわれであったといえます。それゆえ、罪と死の支配からわたしたちを救うために神が人となったイエスにとって、熱を出しているシモンのしゅうとめを救うことは、救い主(メシア)の使命を明らかにするできごとでした。その意味で、21節以下に記された二つの救いのみわざはとても大切です。
今、世界中で新型コロナウィルスが蔓延しています。コロナウィルスとは、生物とはいえないような不思議なものであり、意志も知恵も持ち合わせていないはずですが、全世界の人々をおびやかし、支配し、命さえ奪っています。人類は一丸となって、医学という自然科学の英知を結集し、コロナウィルスを克服しようとしています。この努力と協力にはキリスト者、仏教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、無神論者の区別はありません。コロナウィルスは人類共通の敵であるからです。
人類の英知に期待すると同時に、わたしたちはキリストに祈ります。命と死はキリストのみ手にあると信じているからです。