毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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説教要旨
今日の個所は、イエスが人々を前にしてはじめて教える場面ですが、「イエスは、安息日に会堂に入った」とあります。
安息日とは、仕事を休んで神を礼拝する日であり、安息は神を礼拝することにあるということを示しています。この日、会堂では聖書が朗読され、律法学者たちが教えを語っていました。
この安息日のできごとは、イエスのもとにまことの安息があることを教えるものであり、神の国とはどのようなものかを示しています。
イエスが「律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになった」ので人々がとても驚いた、とあります。律法学者の教えは、「ラビであるガマリエルはこう言っている」と先達の名を上げながら語るものでした。それに対してイエスは「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく」(マタイ5:21-22)というように、「わたし」は言う、とご自分の権威・責任で判断し、教えを述べたのです。
一体このイエスは何者か、と人々は考えたはずです。すると、居合わせた汚れた霊に取りつかれた男が叫びました。「正体は分かっている。神の聖者だ。」 汚れた霊にはイエスの正体がわかったのです。
マルコ福音書のはじめには「神の子イエス・キリスト」とあり、読者にはわかっているのですが、人々にはイエスが何者かわからないのです。しかし、神の子の敵方にはわかる。なぜなら、荒野の誘惑において敗北しており、「我々を滅ぼしに来た」という神の子の使命を知っていたからです。イエスは「黙れ。この人から出て行け」と叱りつけ、男を救い出しました。このことにより、教えではなく、イエスその方自身に権威があり、悪霊さえ追い出すほどの力があることが人々にも理解できました。
今日悪霊などいない。そう思う方もおられます。しかし、我ならぬ我にしばられ、自己嫌悪に落ちる人は大勢います。人は本当に自由なのでしょうか。罪のとりこである。そう聖書は教えます。