2021年7月25日(日) 日曜礼拝「天が裂けた」

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2021年7月25日(日) 日曜礼拝「天が裂けた」

次をクリックすると説教動画を見ることができます。 https://youtu.be/h7cdyACdL_I



説教要旨

9節以下、ヨハネから洗礼を受けたイエスに霊が鳩のように自分に降ってくるのを見た、とあります。見える形で霊が降ってきたのは、ヨハネが「わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる」(1:8)と語ったことに呼応しており、イエスこそ霊による洗礼を授けるまことの救い主であることを明らかにするものです。

 「天が裂けて」とあります。天とは今日の天・空とは違い、神の存在する場でした。その天が裂けたとは、①聖霊が天すなわち神から来たこと、②イエスにおいて天が開かれた、すなわち神と神のみ心が明らかになったことを象徴的に示しています。

「『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえた」とあるのは、①神とイエスの信頼に満ちた特別な関係、②それゆえ、愛する子をとおして神を知ることができること、③イエスの教えと行い、十字架の苦難でさえ、神のみ子への愛においてなされるということ、④わたしの心すなわち救いの計画がイエスに託されていること、などを意味しています。

12節以下には、簡潔に荒野の誘惑が記されています。天から降ってきた聖霊がイエスを送り出したのですから、サタンの誘惑を受けたことは、神が用意した大切なできごとです。40日の誘惑・試練は、昔イスラエルの民が受けた荒野の40年に匹敵します。民は試練の中で数々の失敗を重ねましたが、イエスはその試練に打ち勝つことで、メシアの務めを果たす資格があることを証明することになりました。

この試練を乗り越えた後、イエスは「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と宣言しました。

「時は満ちた」、すなわち神が定めた救いの時が到来するということです。

「神の国は近づいた」、イエスと共に神の国があるということ。「悔い改めて」これは洗礼者ヨハネが語ったことに似ています。「福音を信ぜよ」、神との平安を受け入れよということですが、これをヨハネは言えませんでした。ここにヨハネにないイエスの新しさがあります。

毎週日曜は礼拝の日

日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
祈祷会
毎週水曜日 14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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