毎週日曜は礼拝の日
日本キリスト改革派 仙台カナン教会は、毎週日曜日に神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで都合のつかない方は、水曜日の祈祷会(お祈りの会)がおすすめです。
- 日曜礼拝
- 毎週日曜日 午前10時30分~12時00分
- 必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
- 祈祷会
- 毎週水曜日 14時00分から15時30分
- こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。
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ここをクリックすると礼拝説教を聞くことができます。
https://youtu.be/8Txz86SlIWs
説教要旨
今日の聖書箇所は、14節から19節までが祈りであり、20節から21節が讃美です。
「わたしは御父の前にひざまずいて祈ります」(14)は、パウロが実際にひざまずいて書いているのではなく、心の姿勢です。遠い天の御父を見上げるのではなく、目の前に御父を見て、ひざまずく。卑屈に、あるいは恐れてではなく、神の子としてみ父の前で信頼して祈るのです。その祈りは、自分のためではなく、「あなたがた」のためです。
15節には語呂合わせがあります。「御父(パテール)から、天と地にあるすべての家族(パトリア)がその名を与えられています。」これは、パテール(父)にちなんでパトリアと呼ばれるわたしたち。もう少し言うと、天と地にいるわたしたちすべてが、天の御父から出た同じ一族・家族(パトリア)である、という意味です。
むつかしい語呂合わせのように見えますが、天と地というように居場所が違おうと、2000年前と現代というように時代が違おうと、アフリカと日本というように歴史・文化が違おうと、すべてのクリスチャンは御父に連なる同じ一族であるということであり、大切な真理です。
今日多様性(ダイバーシティ)ということが強調され、多様な人からなる一つの社会が目標となっています。教会はもともと多様でありつつ一つであることが真理でした。パウロは、この真理を何とか実現したいと願い、父なる神に祈っているのです。
その祈りの中心は、「あなたがたの心の内にキリストを住まわせ」(17)てくださいです。すべての信者の心の中にはキリストがおられるのは事実その通りです。このことと、キリストの恵みがその人に満ちていることとは別のことです。わたしたちの心はかたくなですから。
「力をもってあなたがたの内なる人を強めて」(17)は、正しくは「あなた方を力づけて、内なる人(キリスト)にいたらせてください」です。心の中にいるキリストにいたることができるようにパウロは御父に祈っています。わたしたちも同じく祈りましょう。