使徒信条解説 15

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使徒信条解説 15

我は聖霊を信ず

使徒信条解説15    我は聖霊を信ず
     
 使徒信条はここから聖霊のみ業を扱う第三部に入ります。
「聖霊を信ず」における「信ず」は、み父とみ子を信ずると同じ意味であり、讃美と感謝をささげる対象として聖霊を受け入れるということです。それゆえ、この後に使徒信条が扱う教会から永遠の命までは、聖霊のみ業であり、キリストが成し遂げた救いをわたしたちに適用する聖霊の働きです。

 よって、使徒信条全体を理解することは、父・子・聖霊なる三位一体の神と各々のみ業を整理することになり、正しいキリスト教信仰を持つために有益です。

 聖霊とは、キリストが父のもとから遣わす真理の霊(ヨハネ15:26)であり、復活のキリストが「聖霊を受けなさい」と語って弟子たちに吹きかけて与えた霊です(20:22)。すなわちキリストの霊です。

 キリストは、ご自分の霊である聖霊を地上の教会に与えたのですから、天に去って行ったのではなく、聖霊においてわたしたちと共にいるのだといえます。

 聖霊の働きは、キリストの罪なき生涯と十字架のあがないによって実現した神の救いを地上において完成させるものです。

 地上における完成とは、地の果てに至るまでこの救いが伝えられることです。そのために聖霊によって教会がつくられ、教会の福音宣教をとおして聖霊がはたらき、全世界で救われる者が起こされてきました。

 信者の信仰と生活が生涯にわたって守られ、最後に天に召されることでキリストの救いが各人に実現するのも聖霊のはたらきです。

 また、キリストの救いを啓示する聖書の真の著者は、人間が書き記したにしても、聖霊です。そして、聖霊の働きにより、聖書を読む者に救いが啓示され、信じて救われる者が起こされます。聖書の解き明かしである説教が有効になるのも聖霊のはたらきです。

 2000年前に成就したキリストの救いは、聖霊の働きによって、今も世界中で人を死から命へと救う力となっています。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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