使徒信条解説3

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使徒信条解説3

天地の造り主

 神は唯一でありながら、神の中に、父・子・聖霊なる区別があります。これが聖書が教える神です。

人の理解力では、一の中に三があり、三であるのに一であることを説明することはできません。世界に一つだけのお饅頭(まんじゅう)なのに、三つのお饅頭があると言い、三つのお饅頭があるのに、たった一つのお饅頭である、と言われたら理解できず、頭がクラクラしてきます。

頭がクラクラするのですが、唯一の神でありつつ、父・子・聖霊なる神の存在と区別があることを聖書は教えています。これが三位一体(さんみいったい)の神です。三位とは、父・子・聖霊という、区別を意味します。一体とは、唯一ただひとりの神であることを意味します。

 そもそも、神を人の頭で理解できると考えることが無理なことです。人は、天をあおいで星を見ることができますが、どのようにして宇宙ができたのかを知ることはできません。今では、宇宙がすごいスピードで膨張していることは、観察と検証によってわかってきましたが、宇宙の始まりも最後も、人は理解することができません。宇宙についての一番大切なことが人にはわからないのです。であれば、この天地(宇宙)を創造した神を理解することができないのは、しかたのないことです。

 天地を創造した神が父なる神であり、イエス・キリストを与えてくださったお方です。

 父なる神が「天地の造り主」であるとは、天地の一切が神のものであるということです。また、創造した世界をほったらかしにするということはなく、神が今もすべてを支え、守り、治めています。それゆえ、世界の始まりと終わり(完成)は神の知恵の中にあります。わたしたちの誕生、生涯、最期のとき、そしてその後のことも神のみ手の中にあります。これを神の摂理(せつり)といいます。神のおみちびきと言われるのは、摂理のことです。

 この神を父と呼んで信頼し、神と共に歩んでいきましょう。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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