使徒信条解説2

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使徒信条解説2

我は・・・父なる神を信ず

「我は・・・を信ず」は、3回、父なる神、イエス・キリスト、聖霊について繰り返されます。この繰り返しは、信仰の対象であり、礼拝をささげるべき神をはっきりと表明するためです。

また、誰でもなくこのわたしが信じていることの表明であり、自らの信仰の告白です。キリスト教における信仰は、心の中で信じていればそれでよしとするのではなく、最初から、神と人の前で告白することが求められてきました。「イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります」(Ⅰヨハネ4:15)。実際には、洗礼を受けるとき、神と教会の前で自分の信仰を表明します。

また、「我は・・・を信ず」は、礼拝の中で告白することからわかるように、わたし一人の告白ではなく、キリストによって救われ、教会の一員となった信徒が一致して告白するものです。それゆえ「我々は・・・を信ず」という意味でもあります。この場合の我々とは、単にカナン教会の会員全員ということを超えています。あらゆる時代、あらゆる場所や国々の信徒が、すなわちすでに天に召された信徒も、将来生まれてくる信徒も含め、すべてのキリスト者が神の家族、聖なる公同教会として、一つとなって父・子・聖霊をわたしたちの神であると告白します。

「父なる神を信ず」は、神を父と呼ぶほどの神とわたしたちの親密な関係を示しています。父であることの意味は、第一には、イエス・キリストの父なる神ということです。そして、キリストがわたしたちに神を父と呼んで祈ることを教えてくださったので、神を父と呼ぶことができるようになりました。ただ父と呼ぶだけではありません。み子を与えてくださった神に対して、心からの信頼をこめて父と告白します。わたしたちは、このお方に信頼し、必要なものを願い、願ったことは必ずかなえられるとの確信を持って祈ることができます。

 肉親の父親とは別に、天にまことの父を持つことはわたしたちキリスト者の特権です。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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