使徒信条解説1

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使徒信条解説1

父・子・聖霊を信じる

使徒信条解説1   25-2-9

 カナン教会では、毎週の礼拝の中で使徒信条をわたしたちの信仰として告白しています。この使徒信条は、西方教会(カトリック教会とプロテスタント教会)が共通に受け入れている、事実上世界共通の信条です。

 使徒信条という名称は12使徒が作成したという伝承に拠っていますが、実際には使徒が作ったものではありません。また、特定の個人が作ったものでもなく、「父と子と聖霊の名によって洗礼を授ける」という洗礼の時の定式から徐々にふくらんでいったものであると考えられており、原型は、3世紀にローマの教会が用いていた信条にさかのぼるといわれます。発展の過程を正確に知ることはできないのですが、今の南フランスの地域で現在の形になったのであろうと考えられています。今の使徒信条と同じで、最古のものとしては、8世紀のものが知られています。

 キリスト教会は、そのはじめから、信仰の内容を簡潔に定式化したもの、すなわち信条を作り、洗礼式や礼拝の中で用いることで、正しい信仰を守り、誤った教えを排除してきました。使徒信条は、「わたしは信じます、父なる神を。・・・わたしは信じます、主イエス・キリストを。・・・わたしは信じます、聖霊を。・・・」という構造になっており、どのような意味で父・子・聖霊を信じるのかを、簡潔にまとめています。

最初に起った信仰に関する論争は、イエスが神の子であるとはいかなる意味か、イエスは礼拝をささげるべき神であるのかという根本的な問題でした。それゆえ、キリストに関する部分が一番詳しくなっています。

教会は、使徒信条を礼拝の中で用いることで、キリストを救い主と信じて、父、子、聖霊を神としてあがめるという信仰の基本を守ることができました。

また、キリスト教信仰の基本的内容がまとめられているので、使徒信条を学ぶことでキリスト教信仰を正しく理解することができます。それゆえ、信仰教育の教材として教会の中で用いられてきました。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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