イエス逮捕

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イエス逮捕

思いがけない展開となった理由は、「時が来た」(41)とあるとおり、神が定めた時に向かってすべてが進んでいたからです。また「これは聖書の言葉が実現するため」(49)であったからです。イエスは「世の罪を取り除く神の子羊」(ヨハネ1:29)であり、その死は「キリストが、わたしたちの過越の子羊としてほふられた」(Ⅰコリ5:7)と記されているとおり、過越祭における犠牲(身代り)の子羊としての死です。それゆえ、この過越の日に逮捕・十字架刑にされ、わたしたちの身代りとなって死ぬことが神の定め(聖書の言葉)であったからです。

イエス逮捕          マルコ14:43-52

イエスの逮捕は、祭司長やユダ自身にとっても思いがけないような展開でした。

イエス殺害を決めた祭司長たちですが、民衆が騒ぐといけないから過越祭の間は手を出さないと決めていました(14:1,2)。しかし、ユダがイエスを引き渡してもよいとやって来たので、金を与える約束をすることになりました(10,11)。

そのユダはイエスを引き渡す機会をねらっていたのですが、過越の食事の席で、突然イエスから、あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしていると言われたため(20)、急いで祭司長たちの所に行って、剣や棒を持った者たちを連れてこなければならなくなりました。

思いがけない展開となった理由は、「時が来た」(41)とあるとおり、神が定めた時に向かってすべてが進んでいたからです。また「これは聖書の言葉が実現するため」(49)であったからです。イエスは「世の罪を取り除く神の子羊」(ヨハネ1:29)であり、その死は「キリストが、わたしたちの過越の子羊としてほふられた」(Ⅰコリ5:7)と記されているとおり、過越祭における犠牲(身代り)の子羊としての死です。それゆえ、この過越の日に逮捕・十字架刑にされ、わたしたちの身代りとなって死ぬことが神の定め(聖書の言葉)であったからです。

イエスは、32節以下に記されているとおり、激しく祈って十字架への道を最終的に受入れ、敢然と立ち向かっていきました。剣や棒よって捕らえられたのではなく、イエスの自発的意志によります。

ユダについては、「12人の1人であるユダ」(43)とわざわざ書いています。最初からの弟子であり、イエスと寝食をともにし、直接教えと訓練を受けた者という意味です。にもかかわらず、ユダは「先生」と呼びかけ、接吻をもってイエスを裏切りました。

 他の弟子たちは、あらがおうとする者もいましたが、最後はイエスを見捨てて逃げてしまいました。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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