マリアの信仰

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マリアの信仰

マリアは若く貧しい少女でしたが、信仰によって神をわたしの主、わたしの最も大切な方とすることで、「神の前に豊か」であった(ルカ12:21)ということができます。財産は持っていなかったかもしれませんが、神を握りしめていたという点で大変な資産家であったといえます。

ルカ1:26-38 マリアの信仰

 マリアは、ダビデ家のヨセフのいいなずけであり、ガリラヤのナザレに住んでいました。年齢は12~14歳ぐらいであろうといわれています。

 ガブリエルはマリアに「主があなたと共におられる。」と語りかけています。このことばにマリアが救い主を生む秘密が示されています。主のなさることであり、主がマリアを用いるということです。

 この言葉へのマリアの応答が「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」です。自分が主のものであること、そして自分自身を主にさしだす姿勢です。幼く、男を知らないまま、聖霊によって身ごもるのだと告げられただけです。また、ヨセフと婚約関係にあること考えても躊躇してしまうように思えます。しかし、心配するそぶりもないことに主への全面的信頼が読み取れ、ここにマリアの信仰があるといえます。

 このマリアの信仰のゆえに主は「あなたと共に」いるのであり、救い主の母として選んだのです。

マリアはこの信仰により神をわたしの主としました。マリアは若く貧しい少女でしたが、信仰によって神をわたしの主、わたしの最も大切な方とすることで、「神の前に豊か」であった(ルカ12:21)ということができます。財産は持っていなかったかもしれませんが、神を握りしめていたという点で大変な資産家であったといえます。

ウェストミンスター小教理問1にある「神をよろこぶenjoy」とは、アウグスティヌスに由来する言い方であり、意味は神をわが神として持つということです。マリアがその信仰によって神をわが主として握りしめている姿がこれにあたります。

 このマリアをとおしてみ子イエス・キリストが生まれ、神の救いの約束が実現しました。信頼に満ちた神への信仰の意義、またその力について考えさせられます。わたしたちも神に信頼する信仰によって、約束されている救いに到達したいと考えます。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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