イエスの権威

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イエスの権威

 死と復活をとおして神の国(支配)を樹立する方がイエスです。ヨハネ10:16には、イエスのもとにすべての羊(神の民)が集められ、一つの群れ(教会)となるとあり、これがイエスの権威です。神殿にかわってイエスのもとに神の民が集められます。こうして神殿は廃止されます。

イエスの権威 マルコ11:27-33
 宮清めを行ない、その意味を人々に解くことで責任者たちに泥をぬったイエスに、祭司長、律法学者、長老たちが来て言いました。「何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする権威を与えたのか」(11:28)。
 イエス死刑を決議した最高法院が同じく「祭司長、長老、律法たち」(14:53)と記されているので、エルサレムでの最初の激突です。
 イエスは突然やって来て、誰の許可も受けず、乱暴狼藉を行なって神聖な神殿を汚したのですから、彼らにとってはゆるしがたいことでした。また、神からさずかった権威によって神殿を管理しているのであるから、何の権威、誰からの権威かとイエスに詰め寄りました。
 イエスは、ヨハネの洗礼は神から来たのか、人からか、と問い返し、彼らがごまかすのを見て、「わたしも言わない」と答えました。答えないと明言するイエスの姿勢はめずらしいことです。
 マルコ福音書は、読者に向かって何の権威、誰からの権威かと問いかけているようにも読めます。
 ここで使われている権威(エクスーシアー)とは、あることをする自由、資格、能力、権力、支配権などを意味することばです。
 イエスが自由に振舞えるのは、天から「わたしの心に適う者」(1:11)との声が響いたとおり、父の心を知っているゆえです。ルカ2:49では神殿を「わたしの父の家」と言っています。
父の家を清める資格が子にはあります。イエスの自由・資格・権威は天の父に由来しています。
 ヨハネ2:19でイエスは「この神殿を壊してみよ。三日で建て直して見せる」と、死と復活とを神殿と掛けて語っています。まことの神礼拝をもたらす者として、神殿の有様を判断する資格があります。
 死と復活をとおして神の国(支配)を樹立する方がイエスです。ヨハネ10:16には、イエスのもとにすべての羊(神の民)が集められ、一つの群れ(教会)となるとあり、これがイエスの権威です。神殿にかわってイエスのもとに神の民が集められます。こうして神殿は廃止されます。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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