信仰 5

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信仰 5

今回は、聖書が教える父・子・聖霊である神(三位一体の神)について考えます。

聖書が教える神を信じることがキリスト教の信仰です。今回は、父・子・聖霊である神(三位一体の神)について考えます。

旧約聖書において、神は、アブラハムを選び、その子孫をモーセを遣わしてエジプトの苦役から救い出し、十戒を与えてイスラエルの民を造りました。そして、十戒において神は唯一であることを啓示し、この唯一の神のみを信じ、聖なる民となることを命じました。それゆえ、神は唯一であることが聖書信仰の基本です。

その後、イスラエルの民は、神に背いたために苦難の歴史を歩む中で、救い主(メシア)を与えるとの神の約束を信じて待ち望むことになりました。これが旧約聖書のおおまかな歴史です。

マリアをとおして与えられたイエスこそが、神がイスラエルに約束したメシア(キリスト)です。ただし聖書が教えるとおり、モーセやダビデがわたしたちと同じ人間であるのとは違い、イエスは、神の永遠のみ子、すなわち神が人となったお方です。

 また、キリストが死んで復活し、救い主としての働きを成就して昇天した後、神は、イエスが訓練した弟子たちに聖霊なる神を送って教会を造り、この教会に福音(キリストにある救い)を委ねました。教会は、聖書がキリストの霊と教えている聖霊に守られて福音宣教を行っています。また、わたしたちが神の子としての信仰生活を全うすることができるのも聖霊の助けがあるからです。

 神の子であるイエス・キリストの到来により、神は唯一であると同時に、父・子・聖霊という区別があることが啓示されました。三人の神ではなく、唯一の神における父・子・聖霊の区別です。

教会は古くからこの神を三位一体の神と呼んできました。使徒信条の中で、「父なる神を信ず」、「その独り子、イエス・キリストを信ず」、「聖霊を信ず」と告白するのは、三位一体の神を我らの神とするからです。

この1と3の関係を合理的に説明・解明することはできません。神の自己啓示であり、わたしたちにとっては神の神秘です。

毎週日曜日は礼拝の日

仙台カナン教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時30分~12時00分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜日 祈祷会
14時00分から15時30分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。

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