牧師の紹介
西堀 元(にしぼり はじめ)からのメッセージ
私たちは様々な困難に囲まれて生きています。なかなか終わりが見えないコロナ禍、地震や大雨などの自然災害、心を痛める戦争まで起きています。そのような中を生きる私たちは、心が騒ぎ、落ち着かなくなることもあるのだと思います。
イエス・キリストは言われました。
「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。」マタイによる福音書 7章24節~25節
試練にであうとき、私たちは足もとを試されます。そのようなとき、見えない「土台」が大事なのではないでしょうか。どれほど立派な家のような人生であっても「土台」が揺るげば壊れてしまうとイエスは教えます。最新の基準で耐震工事をした家でも活断層の真上にあったために壊れてしまった家並みを見たことがあります。そして多くの場合、私たちは「土台」を見ることができないし、注目もされません。しかし「土台」が大事だとイエスは言うのです。
聖書は私たちの人生に揺るがない「土台」を示しています。礼拝で聖書を通して語られる神の心を知るのです。礼拝は私たちに本物の喜びと平安を与えてくれます。礼拝はどなたにも開かれています。ともに本当の喜びを分かち合いたいと願っています 。