2021年01月24日「朝ごとに授かるいつくしみ」

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朝ごとに授かるいつくしみ

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説教
スパーリンク宣教師
聖書
哀歌 3章19節~33節

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苦汁と欠乏の中で/貧しくさすらったときのことを決して忘れず、覚えているからこそ/わたしの魂は沈み込んでいても再び心を励まし、なお待ち望む。主の慈しみは決して絶えない。主の憐れみは決して尽きない。それは朝ごとに新たになる。「あなたの真実はそれほど深い。主こそわたしの受ける分」とわたしの魂は言い/わたしは主を待ち望む。主に望みをおき尋ね求める魂に/主は幸いをお与えになる。主の救いを黙して待てば、幸いを得る。若いときに軛を負った人は、幸いを得る。軛を負わされたなら/黙して、独り座っているがよい。塵に口をつけよ、望みが見いだせるかもしれない。打つ者に頬を向けよ/十分に懲らしめを味わえ。主は、決して/あなたをいつまでも捨て置かれはしない。主の慈しみは深く/懲らしめても、また憐れんでくださる。人の子らを苦しめ悩ますことがあっても/それが御心なのではない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』
哀歌 3章19節~33節

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《説教アウトライン》

聖書箇所:哀歌 3 章 19-33 節

参照:ハイデルベルク信仰問答問 Q. & A. 9-10、27-28。84、123
説教者:ローレンス•スパーリンク(キリスト改革派日本伝道会宣教師)、2021 年 1 月 10 日
中心的主張点: 主に望みを置く人には、避けて通れない困難があっても、主の慈しみが必ず豊かに与
えられる。
序説: 2021 年はどんな年になるだろうか。
1、哀歌は 主に背いた民が直面した大きな苦しみを証ししている。
イ、預言者エレミヤの作品がその歴史的背景を示す。「堤防が崩れた!」
ロ、民の想像を絶するほどの苦しみの実態は申命記の予言にある恐ろしいさばきの実現である。
ハ、絶望的状況のただ中に 驚きの希望の言葉:主の恵みによる救いの時が来る!
2、歴史を振り返ると、恐ろしいことがたまたまお起こることが誰にでもわかる。
イ、ユダ王国の崩壊に負けないほどの戦争、疫病、苦悩が現れる。
ロ、自然災害や人手による悲劇がある。身近な耐え難いものもある。
ハ、創世記 2 章の注意、第二の戒めの警告を受け止めよう。
二、慰め主、助け主がいなければ...
3、主の慈しみとはどんなものだろうか。
イ、苦しみを耐え忍ぶ力
ロ、苦しみによって起こる鍛錬
ハ、敵を抑え、克服する
二、罪の赦し、死からの救い、豊かな回復
4、まだ実現しないことを信じて期待して待ち望もう。
イ、主の永遠の愛によって困難を乗り越える。
ロ、エレミヤの教訓:悔い改めて、主の慈しみを信じる。
決論:「世には確かなものが死と税金のみだ。」しかし、私たちが期待し目指すのは正義と平和のあ
る新しくされた世である。

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