2020年10月25日「悔い改めと執り成しの祈り」

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悔い改めと執り成しの祈り

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説教
スパーリンク宣教師
聖書
ダニエル書 9章1節~23節

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ダレイオスの治世第一年のことである。ダレイオスはメディア出身で、クセルクセスの子であり、カルデア人の国を治めていた。さて、わたしダニエルは文書を読んでいて、エルサレムの荒廃の時が終わるまでには、主が預言者エレミヤに告げられたように七十年という年数のあることを悟った。わたしは主なる神を仰いで断食し、粗布をまとい、灰をかぶって祈りをささげ、嘆願した。わたしは主なる神に祈り、罪を告白してこう言った。「主よ、畏るべき偉大な神よ、主を愛しその戒めに従う者には契約を守って慈しみを施される神よ、わたしたちは罪を犯し悪行を重ね、背き逆らって、あなたの戒めと裁きから離れ去りました。あなたの僕である預言者たちが、御名によってわたしたちの王、指導者、父祖、そして地の民のすべてに語ったのに、それに聞き従いませんでした。主よ、あなたは正しくいます。わたしたちユダの者、エルサレムの住民、すなわち、あなたに背いた罪のために全世界に散らされて、遠くにまた近くに住むイスラエルの民すべてが、今日のように恥を被っているのは当然なのです。主よ、恥を被るのはわたしたちであり、その王、指導者、父祖なのです。あなたに対して罪を犯したのですから。憐れみと赦しは主である神のもの。わたしたちは神に背きました。あなたの僕である預言者たちを通して与えられた、律法に従って歩むようにという主なる神の声に聞き従いませんでした。イスラエルはすべて、あなたの律法を無視し、御声に耳を傾けませんでした。ですから、神の僕モーセの律法に記されている誓いの呪いが、わたしたちの上にふりかかってきたのです。あなたに対して罪を犯したからにほかなりません。わたしたちにも、わたしたちを治めた指導者にも告げられていた主の御言葉は成就し、恐ろしい災難が襲いました。エルサレムに下されたこの災難ほど恐ろしいものは、いまだ天下に起こったことはありませんでした。モーセの律法に記されているこの恐ろしい災難は、紛れもなくわたしたちを襲いました。それでもなお、わたしたちは罪を離れて主なる神の怒りをなだめることをせず、またあなたのまことに目覚めることもできませんでした。主はその悪を見張っておられ、それをわたしたちの上に下されました。わたしたちの主なる神のなさることはすべて正しく、それに対して、わたしたちは御声に聞き従いませんでした。わたしたちの神である主よ、強い御手をもって民をエジプトから導き出し、今日に至る名声を得られた神よ、わたしたちは罪を犯し、逆らいました。主よ、常に変わらぬ恵みの御業をもってあなたの都、聖なる山エルサレムからあなたの怒りと憤りを翻してください。わたしたちの罪と父祖の悪行のために、エルサレムもあなたの民も、近隣の民すべてから嘲られています。わたしたちの神よ、僕の祈りと嘆願に耳を傾けて、荒廃した聖所に主御自身のために御顔の光を輝かしてください。神よ、耳を傾けて聞いてください。目を開いて、わたしたちの荒廃と、御名をもって呼ばれる都の荒廃とを御覧ください。わたしたちが正しいからではなく、あなたの深い憐れみのゆえに、伏して嘆願の祈りをささげます。主よ、聞いてください。主よ、お赦しください。主よ、耳を傾けて、お計らいください。わたしの神よ、御自身のために、救いを遅らせないでください。あなたの都、あなたの民は、御名をもって呼ばれているのですから。」こうしてなお訴え、祈り、わたし自身とわたしの民イスラエルの罪を告白し、わたしの神の聖なる山について、主なるわたしの神に嘆願し続けた。こうして訴え祈っていると、先の幻で見た者、すなわちガブリエルが飛んで来て近づき、わたしに触れた。それは夕べの献げ物のころのことであった。彼は、わたしに理解させようとしてこう言った。「ダニエルよ、お前を目覚めさせるために来た。お前が嘆き祈り始めた時、御言葉が出されたので、それを告げに来た。日本聖書協会『聖書 新共同訳』
ダニエル書 9章1節~23節

原稿のアイコンメッセージ

<説教アウトライン>  

聖書箇所:ダニエル書9章1−23a節 
説教題:悔い改めと執り成しの祈り
説教者:スパーリンク宣教師

参照:ハイデルベルク信仰問答問 Q. & A. 116-118
   ウェストミンスター小教理問答 98-99

中心的主張点: 今こそ私たちに、教会に、日本に 必要なのは執り成しの祈りである。
序説: 弟子たちの願い:「主よ、私たちに祈りを教えてください。」
1、祈りについて確認してきたことを思い出そう。
 イ、聞いてくださるお方がおられること。
 ロ、このお方、生けるまことの神様にしか祈るべきではないこと。
 ハ、信仰基準である問答書による祈りのあり方。
2、聖書にある数々の祈りは私たちに祈りを教えてくれる。
 イ、詩編は古代から提供される敬虔な主の民の賛美集、祈り集である。
 ロ、神様の民の祈りの数々の例もある。
 ハ、もう一つの祈り:悔い改めと執り成し。
3、ダニエルの祈りの生活と祈りの中身を確認しよう。
 イ、ダニエルという人物:祈りの生活の模範である。
 ロ、9章の祈りの内容を確認しよう。(4つの部分あり)
 ハ、わざわざ書き残してくださる意義:私たちの祈りを促す。
4、今こそダニエルのような祈りが必要である。
 イ、形式と中身、両方が大事である。
 ロ、色々なことのために祈る中で、何が最も重要かを考えれば...
{ハ、イェス様が私たちのために祈ってくださるのも同じ模範を示す。}
 二、私たちも今日的課題を考えれば、やはり、ダニエルのように祈りたい。
 ホ、共同体の一員である意識と意義を受け止めよう。
 
決論:自分自身のためにも、他者のためにも、また国のためにも、悔い改めと執り成しの祈りに励むことは大変重要な営みである。神様はきっと答えてくださる!

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