2022年06月26日「とにかく福音を語り伝えよう」
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ローマの信徒への手紙 1章16節~17節
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聖書の言葉
ロ-マの信徒への手紙1:16-17
わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。
コリントの信徒への手紙Ⅰ1:17-25
新共同訳 サブ聖書ウインドウ No.1
一コリ
なぜなら、キリストがわたしを遣わされたのは、洗礼を授けるためではなく、福音を告げ知らせるためであり、しかも、キリストの十字架がむなしいものになってしまわぬように、言葉の知恵によらないで告げ知らせるためだからです。
十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。それは、こう書いてあるからです。「わたしは知恵ある者の知恵を滅ぼし、/賢い者の賢さを意味のないものにする。」
知恵のある人はどこにいる。学者はどこにいる。この世の論客はどこにいる。神は世の知恵を愚かなものにされたではないか。世は自分の知恵で神を知ることができませんでした。それは神の知恵にかなっています。そこで神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。
ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探しますが、わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。
神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』
ローマの信徒への手紙 1章16節~17節
メッセージ
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説教のアウトライン
参照:ハイデルベルク信仰問答問 Q. & A. 32、54-56、60、105
趣旨:創造主に背いた罪人が救われ、新しい永遠の命をいただくことはイエス様によって与えられる神様の一方的恵みに依り頼むことによっています。このメッセージが福音(良い知らせ)です。これを受け止め、これをさらに語り伝えることは世を救いに導き入れる神様の定められた力ある手段です。
中心的主張点: イエス様による救いのメッセージを受け入れ、これを伝えることは、すべての主の民の喜ばしい特権であり、教会のすべての営みの中心である。
序説: 前回のメッセージ(ローマ10章):意義ある人生はキリストを信じ、キリストのためにベストを尽くし、キリストを知らない他の方々にイエス様の救いのメッセージを広める事にある。
1、「宣教師」は何よりも使命に従事するものである。
ア、神が使命を与え、教会が任命してくださる。
イ、主イエス様の大宣教命令に従事する。
ウ、使徒パウロが模範である(使徒言行録の趣旨)。
2、世の始まる前に神が定めてくださった救いの道は一つ。
ア、神は天地創造の前に救いを用意してくださり、歴史において実現させる。
イ、聖書はすべてキリストに焦点を当てて、救い主を紹介して信じることを勧めている。
ウ、自然の人間には十字架の話はつまらないが、これによってしか救いがない。
エ、救いの福音をもう一度確認しておこう。
オ、人間はどうしても別の道を頼りにしようとするが、これらは死と滅びに至る。
3、万人祭司? 万人説教者!
ア、使徒、預言者、福音宣教者、牧者、教師の働きが重要である。
イ、けれども、救いのメッセージを伝えるのはすべての主の民の特権である。
ウ、パウロが言う「説教」の定義と意味を確認しよう。
エ、愚かな話なのか?つまずきを起こすのか?主のみ霊の働き次第である。
オ、私たちに希望がある訳を話す用意があるか。
カ、私たちが福音を語り伝えることを主が確実に用いてくださる。
結論:すべての礼拝が伝道礼拝となるように、すべての主の民がみ国の良い知らせを伝える事に励むように、心がけよう!