2022年02月27日「まことの神を求めよう」
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まことの神を求めよう
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イザヤ書 55章6節~13節
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聖書の言葉
主を尋ね求めよ、見いだしうるときに。呼び求めよ、近くにいますうちに。神に逆らう者はその道を離れ/悪を行う者はそのたくらみを捨てよ。主に立ち帰るならば、主は憐れんでくださる。わたしたちの神に立ち帰るならば/豊かに赦してくださる。わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり/わたしの道はあなたたちの道と異なると/主は言われる。天が地を高く超えているように/わたしの道は、あなたたちの道を/わたしの思いは/あなたたちの思いを、高く超えている。雨も雪も、ひとたび天から降れば/むなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ/種蒔く人には種を与え/食べる人には糧を与える。そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も/むなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ/わたしが与えた使命を必ず果たす。あなたたちは喜び祝いながら出で立ち/平和のうちに導かれて行く。山と丘はあなたたちを迎え/歓声をあげて喜び歌い/野の木々も、手をたたく。茨に代わって糸杉が/おどろに代わってミルトスが生える。これは、主に対する記念となり、しるしとなる。それはとこしえに消し去られることがない。日本聖書協会『聖書 新共同訳』
イザヤ書 55章6節~13節
メッセージ
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参照:ハイデルベルク信仰問答問 Q. & A. 1、26-28、84、117
中心的主張点: 神様はご自分を求める人、誰にでもご自身を表し、豊かな恵みを賜る。
序説: やはり、イザヤ書はすごい書物!読み出すと熱中になる!
1、55章の位置付けを確認しよう。
イ、イスラエル王国とユダヤ王国の滅びの中で希望を語る。
ロ、来るべき主の僕メシヤ(キリスト)の表れと業を鮮やかに語る。
ハ、人の罪を贖い、救いの道を切り開く。
二、55章に続いて、救い主の業に伴う嬉しい結果を語る。
2、「主を求めよ」は聖書のメーンテーマの一つである。
イ、創世記にエノクとノア、アブラハムたちの例がある。
ロ、申命記にモーセも、滅びの危機に直面するイスラエル人に呼びかける。
ハ、これはイスラエル人にのみ与えられる招待ではない。(ラハブとルツ)
二、預言者エレミヤもイザヤの勧めを捕囚となった民に繰り返し語る。(29章11-14節)
3、新約聖書にもこの現象が現れる。
イ、洗礼者ヨハネとイエス様ご自身のメッセージ:神に立ち返れ。
ロ、ユダヤ人だけを招くのではない。(フォネキヤの女性、サマリアの人々、など)
ハ、ローマ兵のコルネリウスから主を求める模範を学ぶ。(使徒10章)
4、どのようにして主を求めるのか。(悔い改めて、一方的恵みに頼ること)
イ、イザヤの勧めをもう一度見てみよう。(他の預言者の勧めも)
ロ、パウロの説教から学ぼう。(特にアテネの説教:使徒17章24-31)
ハ、イエス様の勧めと招待をもう一度確認しよう。
5、イザヤの励まし:神に分け隔てをなさらないお方である。
イ、旧約にも新約にも幾つかの実例を確認した。
ロ、イザヤはさらに最も見下げられる人を励ます。(不妊の女、宦官、異国人)
ハ、神はご自身の御ことばを私たちに聞かせ、私たちを生かし、ご自身の許へ呼び寄せる。
神様がその恵みを一方的に与えるから、救われができない人は一人もいない。
(十字架刑の強盗犯も救われるならば!)
決論:「わたしは神への唯一の道である」とおっしゃったイエス様に憧れて、救いをお願いする人に、ご自身を表してくださる。罪と過ちを赦し、永久の喜びを必ずお与えくださる。それなら、悔い改めて福音を信じようではないか。こうしてまことの神を求めることになる。