心の在りようを考える ー第十戒を中心にしてー
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- 佐藤強 引退教師
- 聖書 ローマの信徒への手紙 7章7節~12節
7では、どういうことになるのか。律法は罪であろうか。決してそうではない。しかし、律法によらなければ、わたしは罪を知らなかったでしょう。たとえば、律法が「むさぼるな」と言わなかったら、わたしはむさぼりを知らなかったでしょう。 8ところが、罪は掟によって機会を得、あらゆる種類のむさぼりをわたしの内に起こしました。律法がなければ罪は死んでいるのです。 9わたしは、かつては律法とかかわりなく生きていました。しかし、掟が登場したとき、罪が生き返って、 10わたしは死にました。そして、命をもたらすはずの掟が、死に導くものであることが分かりました。 11罪は掟によって機会を得、わたしを欺き、そして、掟によってわたしを殺してしまったのです。 12こういうわけで、律法は聖なるものであり、掟も聖であり、正しく、そして善いものなのです。日本聖書協会『聖書 新共同訳』
ローマの信徒への手紙 7章7節~12節